あまから手帖10月号は、奈良特集と旅特集の2本立て! 奈良特集は「“美味しい"が繋がる 奈良サークル! 」と題して、料理人の繋がりや、農家と料理人、日本酒蔵とバーテンダーなど、“食で奈良を盛り上げたい"――この想いを共有する同志たちが創る新味を取り上げています。 「時知らずの御節 奈良エクセルフードBOX」は、今年4月、コロナ禍により始まった取組み。御年65歳の和食店店主が、20名の若手料理人を束ねて作る三段重です。料理人同士が集まって事を成す、ということがなかった約40年前から、細々とコミュニティを作ってきた店主。現在に至る経緯や想いに迫ります。続く「“ローカル"新メンバー」では、地産地消が当たり前になった奈良で、新たに店を構えた店主の“ローカル"な提案をご紹介。生産者とタッグを組んだり、地場野菜を育てたり、“盆地料理"を謳ってみたり。店それぞれの“奈良ならでは"な味が増えています。 その、地産地消が根付くきっかけは「シェフェスタ」という食イベントだった――これ、過言ではありません。「生産者-シェフ-食べ手を繋ぐ」を合言葉に続けた11年を振り返り、コロナ禍における今年の試みをご紹介。また、大和橘・大和大鉄砲・大和当帰という古から存在する食材の、絶滅の危機からの復活、そして今のニーズに合った商品の開発まで。「大和の種を未来へ繋ぎたい」と願うキーパーソンの想いを追った「食材バトン」にも注目です。 「リンクする衣食住」では、麻織物に始まる『中川政七商店』と、住宅施工を行う『北条工務店』という、「衣」「住」発信による、新たな「食」の試みを。「SAKE no WA TIMES」では、バー・日本酒蔵・ワイナリー・ブルワーが作る新商品をご紹介。……ですが、実は相互に情報交換を行ったり、別の商品においてはタッグを組んでいたり。 もはや、奈良県中で同時発生している小さな輪=サークル。それらがまた別の場所で繋がったり、刺激し合ったりしているのが、今の奈良なのです。 特集第2部は、「遊ぶ旅」。釣りを楽しむ京都・伊根、バナナの生産地として注目を浴びる岡山、香川の街中で触れる美術と美食の旅。本来、コロナの波がこなければ6月号にて掲載する予定だった、3コースを今号にて公開します。「細心の注意を払って」、「いつか安全な時に」、「読んで旅気分に」など、それぞれの見地から楽しんでいただければと思います。 連載は、毎号好評の「門上武司の期待の新星」では大阪・福島の居酒屋へ。「おいしい絵画のハナシ」は、人気も高いチェコの画家・ミュシャの作品を紹介しています。また、「辺境・近況の食旅」は、書き手の好物・枝豆を求めて八尾へ。「Go! ヴィーガン」では、肉なしキーマカレーをご紹介。「岡さんのヒ・ミ・ツ酒場」では、岡さんの故郷・森小路の立ち飲み屋で酒の進みもダジャレも絶好調に。高校生が学校で食材を飼育・生産する様を追う「育てる教室」では、大阪府立能勢高等学校のハチミツを、「地酒の星」では、滋賀・東近江の酒蔵『喜多酒蔵』の「喜楽長」にスポットを当てています。巻末の読み物「活字のあじ」では、本に登場する店の味に想いを巡らせます。 今回も、盛りだくさんな内容。「ちょっと遠出に」、「読んで想いを馳せる」、色んなシーンに、ご活用いただけたら幸いです。
人気のある作家
宝島社 (103) 晋遊舎 (74) マガジンハウス (74) 主婦の友社 (57) (44) 企画編集部 (44) オレンジページ (42) 集英社 (41) 日之出出版 (40) ベネッセコーポレーション (35) 梶川卓郎 (34) Audible Studios (28) 工藤 孝文 (26) KADOKAWA (26) 世界文化社 (25) 川島 隆太 (23) 小林 弘幸 (23) NHK出版 (21) アマゾンキンドラー金田 (20) マキノ出版 (19)最適なファイルサイズ
171916 KB 298 KB 318 KB 5449 KB 561 KB 588 KB 100155 KB 100226 KB 100869 KB 1010 KB 10118 KB 1011 KB 101349 KB 101354 KB 1017 KB 101863 KB 102009 KB 102463 KB 10250 KB 103191 KB