借地権が付いている底地は、その上に家を建てて住んでいる借地人さんにとっては生活の基盤であり、特別な価値があります。借地人さんなら、条件が合えば喜んで底地を買ってくれる可能性は十分にあるでしょう。しかし、第三者にとっては所有者の権利が制限される底地は魅力ある物件とはいえません。他に借地権者がいる底地をわざわざ買いたいという人は、専門の業者を除けば、まずいないでしょう。 地主さんが底地を売るとしたら、借地人さんが最も有利な相手であることは間違いありません。借地人さんにとっても、この先何十年も借地のままで住み続けるのであれば、借地の状態は得であるとはいえません。それなら、地主さんと借地人さんが協力し合って、借地関係を解消できないものでしょうか。 この本では、まず土地の所有者と使用者が異なっている底地・借地という状態の問題点を整理し、本当に今のままでいいのか、地主さん、借地人さん双方に検討していただきたい点を明らかにします。そのうえで、事例をご紹介しながら、双方にとってより良い解決策を探っていきます。 (「まえがき」より)
人気のある作家
鉄人社編集部 (63) AERA編集部 (58) 東京リーガルマインド LEC総合研究所 (40) 池上 彰 (27) 判例六法ラノベ化プロジェクト (27) 編集部 (26) 橋下 徹 (26) プレビジョン (25) TAC中小企業診断士講座 (21) 伊藤 真 (21) 有斐閣 (20) 講談社 (19) 馬渕 睦夫 (19) 石平 (19) TAC社会保険労務士講座 (19) 倉山 満 (18) 江崎道朗 (18) TAC税理士講座 (17) 伊藤塾 (16) (15)最適なファイルサイズ
401 KB 189 KB 519 KB 1335 KB 1358 KB 1531 KB 1695 KB 1712 KB 18108 KB 184 KB 1993 KB 237 KB 278 KB 332 KB 380 KB 381 KB 3864 KB 408 KB 441 KB 472 KB