SNSで話題の「地元がヤバい本」はこちら! 「補助金が地方のガンなんや! 自分らの手で稼ぐ、それ以外の方法で再生なんかありえへん」 地方衰退の「構造」とビジネスでの「変革手法」がストーリーで一気にわかる! 札幌・盛岡・女川・山形・福井・甲府・熱海・勝川・城崎・小倉・長崎・熊本・鹿児島… 全国各地の「未経験者」400名が実践したノウハウを大公開! 「地方のリアル」と「成功のコツ」が122の充実キーワード解説からまるわかり! ●いい人材はいい「飲食店」に集まる ●地銀と信金どちらから借りるべきか ●小型店が大型店に勝つ方法 ●会社員のやめどき ●不毛な「イベント地獄」 ●住民の嫉妬 ●地域おこし協力隊のジレンマ ●なぜ、役所の若手やる気を失うのか……他 主人公の瀬戸淳の地元は、東京から新幹線で1時間、さらに在来線で20分という、人口5万人ほどのどこにでもある地方都市。 ある日東京で働く淳に、母が「商売をやめ、店も家もすべて売り払い余生を楽しみたい」と言い出した。 淳は東京と地元を行き来し、廃業手続きや不動産売却といった〝実家の片付け〞に追われる。 その過程で、地元で飲食店経営者として活躍する「元ヤン」同級生の佐田から「売るなら、一緒に建て替えて事業をやらんか」と誘われる。 最初は「自分にはそんなことはできない」と思うものの、徐々に気持ちが傾く淳。 やりがいを感じられない東京での仕事。寂れていくだけの地元の姿。果たしてこのまま、実家を売り払い、東京でサラリーマンを続けることが正しい道なのだろうか――。 そして、淳の「実家の片付け問題」は、シャッター街の再生、さらに地域全体の再生という思わぬ方向へと進んでいくのだった。 第一章 シャッター街へようこそ 突然の帰郷/不本意な再会/名店は路地裏にある コラム1-1 どんな地域にも「人材」は必ずいる コラム1-2 地方は資金の流出で衰退する 第二章 たった一人の覚悟 役所の誤算、自立する民間/嗤う銀行/勝算は「逆算」から生まれる コラム2-1 なぜ、今の時代に「逆算開発」が必須なのか コラム2-2 地方に必要なのは、「天才」ではなく「覚悟」である 第三章 見捨てられていた場所 そこでしか買えないもの/仲のよさこそ命取り/次の一手は突然に コラム3-1 資金調達で悩む前にやるべきこと コラム3-2 「場所選び」で重要なこと 第四章 批評家たちの遠吠え 田舎の沙汰も金次第/「子どもじゃないんだからさ」/覚悟の先の手応え コラム4-1 地方でビジネスを始める悩みと不安……… コラム4-2 地方の事業に「批判」はつきもの……… 第五章 稼ぐ金、貰う金 「欲」と「隙」/お役所仕事/名ばかりコンサルタント コラム5-1 役所の事業がうまくいかない構造的理由 コラム5-2 見せかけの地方分権のジレンマ 第六章 失敗、失敗、また失敗 成功続きの成功者はいない/原点回帰/丁稚奉公の旅 コラム6-1 本当の「失敗」とは何か……… コラム6-2 「よそ者・若者・馬鹿者」のウソ……… 第七章 地域を超えろ 資金調達/小さな成果、大きな態度/血税投入 コラム7-1 地方で成功することにより生まれる「慢心」 コラム7-2 他地域連携でインパクトを生むための思考法 第八章 本当の「仲間」は誰だ 他人の茶碗を割る権利/仲良し倶楽部を超えて/金は霞が関ではなく、地元にある/他人の金で、人は動かない コラム8-1 嫌われる決断をすべきとき コラム8-2 孤独に耐え、各地域のストイックな仲間とつながる 最終章 新しいことを、新しいやり方で、新しい人に さよなら、シャッター街 コラム9-1 今の組織を変えるより、自ら立ち上げよう
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