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股倉からみる『ハムレット』: シェイクスピアと日本人 (学術選書)

明治期以降、西洋の文物が日本に流入するなかでシェイクスピア文学への関心も高まりをみせ、夏目漱石や志賀直哉など、代表的な近代作家たちが次々と悲劇『ハムレット』の翻案を執筆する。翻案とは、原作を新たな文脈にふさわしい形に書き直すことである。日本の文化にこの外国の「名作古典」がどのように浸透したのか、翻案作業の「現場」を浮かび上がらせ、日本と西洋との関係性、さらに異文化受容の本質の一端を明らかにする。

著者:芦津 かおり
Isbn 10:4814002866
Isbn 13:978-4814002863
によって公開:2020/8/20
ページ数:329ページ
出版社 股倉からみる『ハムレット』: シェイクスピアと日本人 (学術選書):京都大学学術出版会