光エネルギー変換における分子触媒の新展開(仮) (CSJカレントレビュー3) ダウンロード

Isbn 10: 4759813985

Isbn 13: 978-4759813982

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本の説明

近年,地球環境や温暖化への世間の関心が高まるにつれ,これらへの影響を緩和するために,高選択性の分子触媒を開発しようとする動きが高まっている.これまでに知られている触媒の中で最も高選択的に反応を行わせることができる分子触媒は,生体触媒である酵素である.酵素では有機物であるタンパク質により,活性中心に近づくことができる反応基質の選択や,反応基質の配向が精密に制御されている.この酵素の活性中心を人工的な分子触媒へと置換することで,天然の酵素を凌駕するより高活性かつ高選択的な触媒を生み出そうとする試みがなされている. 本書では,主にエネルギーに関連する分子触媒に関して,その機能統合化の観点から現状と課題をまとめ,今後を展望する.

著者 :日本化学会
Isbn 10 :4759813985
Isbn 13 :978-4759813982
によって公開 :2020/7/17
ページ数 :224ページ
出版社 :化学同人
言語 :日本語
寸法と寸法 光エネルギー変換における分子触媒の新展開(仮) (CSJカレントレビュー3):25.7 x 18.2 x 2 cm