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考育って何だ?

世の中には、高い教育を受け人生の勝ち組になる人もいれば、高等教育を受けずに大成功する人もいます。松下幸之助さんや本田宗一郎さんが後者の例です。前者も後者も他の人たちに勝る知識を持ち、それらを活用しています。成功者が高学歴者に限らないのは、知識獲得方法が教育だけではないからです。教育に依らずとも、自ら考え考え考え抜けば創造的に知識を獲得することができます。それを考育といいます。頭がいい人には、教育で知識を獲得し活用するタイプ1と考育で知識を創造して活用するタイプ2賢者がいます。教育で最先端の知識を学べますが、考育であればそれを越えた知識が獲得できます。新知識創造やイノベーションはタイプ2賢者が達成してきたのです。考育には年齢も教育成績も関係しません。取組めば勝者になれます。戦後復興~高度成長期の日本は、考育を進めたから強かったのです。今の日本がその強さを失っているのは、考育を進める人が少ないからです。考育に有効なのがPDCAサイクルです。新しいPDCAを知れば、誰でも何にでも応用できるようになります。本書は、そんな内容を分かりやすく体系的に説明しています。<内容目次>はじめに第1章 教育と考育が目指すこと1.頭のいい人、タイプ1賢者とタイプ2賢者2.教育で育成されるタイプ1賢者3.タイプ2賢者は考育によって生まれる第2章 日本の躍進と停滞--- そこにあった共通要因1.タイプ2が主導した戦後復興と高度成長・世界を驚かせた日本の戦後復興・高度成長を牽引した日本のイノベーション力・PDCA活用が考育効果を生みイノベーション力を高めた・高度成長期における日本の商品開発現場・PDCAを成功に導く規範意識と美意識・日本人の規範意識と美意識2.躍進が停まり停滞期に入った日本・デジタル化とインターネットがもたらしたパラダイムシフト・タイプ2不足だった新たなイノベーション主導部門・電機産業に留まらないパラダイムシフト第3章 イノベーション力復活への処方箋・戦後二十年と直近二十年の活力差・戦後二十年以降に進んだタイプ1指向の人づくり・平均的イノベーション力では日本は立ちゆかない・イノベーション力復活に向けての処方箋・タイプ2育成には何が必要か第4章 誰にでも使いこなせるPDCA1.PDCAの再定義・暗黙知だった従来のPDCA活用法・PDCAを成功させるための条件2.形式知化されたTimed-PDCA3.Timed-PDCA活用の効果・身近な個人活用・経営改善上驚きの効果をもたらした応用例・PDCA活用の直接効果と考育効果4.Timed-PDCAを駆使した効率的な組織運営第5章 知識の理解と創造のしくみ1.知識とは何か・情報と知識の違い・知識の階層構造・形式知と暗黙知2.知識の獲得と脳の働き・脳の基本機能・形式知の獲得・暗黙知の獲得・創造による知識の獲得・知識創造に必要なインスピレーション・インスピレーションによる知識創造の具体例3.鍛錬を必要とする「創造の知恵」おわりに

著者:丸田力男
ASIN:B07Y1YDY4Q
によって公開:2019/9/25
出版社 考育って何だ?:NextPublishing Authors Press