1996年に鳥谷部俊一が生み出した褥創のラップ療法はコスト,時間,労力を最小に,患者・家族の満足度を最大にする画期的な治療法である。ラップ療法の理論を提唱した前著『褥創治療の常識非常識』(2005年)は,褥創に悩む全国の病院,施設,在宅医療の現場で大反響を呼んだ。その『褥創治療の常識非常識』出版から一年。実際にラップ療法を始めた現場から,さまざまな疑問や「困った」の声が聞かれるようになった。 ◎尾骨や坐骨に貼ったドレッシングが剥がれてしまう… ◎ラップ療法は蒸れるし,臭いがあるし… ◎こんなところにできた褥創,どう処置すればいいの? ◎ラップ療法で失敗した?本書はそんなさまざまな疑問や「困った」にズバリ答える。写真を豊富に使った具体的な事例の数々は,ラップ療法の驚くべき効果を雄弁に語る。また,イラスト・インデックスで知りたい部位の事例をすぐに開ける。褥創治療の現場に是非とも置いておきたい一冊。
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