COVID-19で一般的にもその名が知られるようになったECMOだが,医療者の間では「管理が大変」「難しい」という印象を持つ者が多い.本書では,そもそもECMOとは一体何なのか,そのネーミングが表す存在意義から始まり,どのような場面で,なぜ必要なのか,そして,現場でどう扱えばいいのかを体系立てて解説する.軽妙で簡潔な語り口が理解の助けとなり, ECMOの要点を掴んで使いこなすのに最適な1冊だ. 主要目次 CHAPTER 01 ECMO・PCPSの言葉の整理 CHAPTER 02 Respiratory ECMOとCardiac ECMOは時間軸が異なることを理解する CHAPTER 03 日本においてECMO=PCPSであった背景と現状 CHAPTER 04 ECMO導入基準とスコアとRCT CHAPTER 05 ECMOの構成 CHAPTER 06 ECMO圧解釈と対応 CHAPTER 07 手術室で用いる人工心肺とVA ECMO(PCPS)の血行動態の違いを考える CHAPTER 08 VA ECMO(PCPS)の血行動態の問題点を知る CHAPTER 09 なぜ, VA ECMO(PCPS)にIABPをセット使用するのか? CHAPTER 10 左心不全 & VA ECMOと右心不全 &VA ECMOは違う CHAPTER 11 VV ECMOの血行動態の問題を理解するために必要な知識? CHAPTER 12 VV ECMOの血行動態の問題を理解するために必要な知識? 国際敗血 CHAPTER 13 VV ECMOの血行動態の問題点を考える CHAPTER 14 低SaO2許容とlung rest CHAPTER 15 VA ECMOとVV ECMOではSvO2の解釈が異なる CHAPTER 16 ECMOの導入と離脱 CHAPTER 17 ECMO beyond evidence
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