「ドローイング」って、はじめて耳にする言葉かもしれません。デッサンやスケッチと何が違うのかな? と疑問に感じた方も多いでしょう。簡単に言うと本書では、消しゴムで修正できる鉛筆ではなく、細いペンを使い、対象をじっくり見て、ゆっくりと線画を描く。これをドローイングと呼んでいます。 そして、もうひとつのキーワード、「右脳くん」についても紹介しておきましょう。よく知られるように左脳が理論的であるのに対し、右脳は直感的だと言われています。この本ではドローイングを助けてくれる重要なキャラクターとして、親しみを込めて「右脳」ではなく「右脳くん」と呼ぶことにしました。 例えば表紙のニンジンの絵ですが、これを野菜として(左脳的に)見るのではなく、複雑な形・滑らかな形・明るい部分・影の部分など、見たままの情報を用紙に写しとっていきます。ゆっくり、ゆっくり、ゆっくりと描いていくと「右脳くん」が登場し、「頭で考える」のではなく「感じたままを表現」できるのです。 右脳くんによって、描く力と想像力や表現力が引き出されていくことを実感してください。そして、描いたドローイングをPhotoshopで彩ってみてください。今までとは違う何かがみえてきます。ほんと?たぶん、きっと。 本書「はじめに」より
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