本書では、シンプルな車輪ロボットを製作します。車に、センサを搭載して、マイコンでプログラミングして、自分で障害物をよけるロボットカーを作ります。マイコンボードは、使いやすくて定番の「アルディーノUNOウノ(Arduino UNO)」を使います。本書では、できる限り、ロボットの工作が簡単になるように考えています。工具なしで、ロボットが組み立てられます。ネジ回しのドライバさえ、使いません。ロボットの車体に、おもちゃのブロック「レゴ(LEGO)」の部品を使います。レゴなので、後から分解して、組み立て直したり、あなたのオリジナルの車体に作り変えたりすることもできます。配線には、ブレッドボードを使うので、はんだごては使いません。本書の内容を体験すると、簡単なロボットカーが製作できます。●本書で学ぶ内容マイコンボードと「レゴ」を使ってシンプルなロボットカーを製作します。車に、センサを搭載して、マイコンボードにプログラミングをして、自分で障害物をよけるロボットカーを作ります。はじめに、ロボットカーの製作を体験するために準備するものを学びます。次に、アルディーノについて学びます。アルディーノのソフトウェア開発環境を、パソコンにインストールします。その後、障害物をよけて進むロボットカーを開発していきます。1) ロボットカーの仕組みを学びます(第3章)。2) サーボモータでタイヤを回します(第4章)。3) ロボットカーに自動走行させます(第5章)。4) 超音波距離センサで距離を測ります(第6章)。5) 判断し行動するプログラムを作成します(第7章)。6) パラメータを調整して、ロボットカーを完成させます(第7章)。●本書の対象者対象者は、アルディーノやマイコンを使って、簡単な電子工作を経験したことがある、初級者です。マイコンを使ってロボットを作りたい人が対象です。●本書を活用する方法本書は読むだけでも学べますが、私のお勧めは、マイコンボード、電子部品、レゴの部品を準備して、自分でロボットカーを製作してみることです。手を動かして、配線し、プログラムして、自分で作ってみて、体験しながらロボットを学びましょう。ロボットカーの部品を準備するにあたり、部品リストと購入先は、付録1にあります。また、本書で使う資料は、ダウンロードができます。ダウンロードの方法は、付録2をご覧ください。部品リストと購入先、電子回路図、ブレッドボードの配線図、アルディーノのプログラムがあります。図や表が小さくて見えにくい場合は、これらの資料を手元に用意してから、学んでください。自分の手で作ったロボットが動くという楽しみを味わってください。本書と一緒にロボットカーを製作して、ロボットを学んでいきましょう。
人気のある作家
できるシリーズ編集部 (48) 技術評論社編集部 (48) リンクアップ (48) 相川正樹 (35) 日経Linux (26) standards (26) リブロワークス (24) 晋遊舎 (22) 株式会社クイープ (22) 年賀状素材集編集部 (21) インプレス年賀状編集部 (20) 横山了一 (18) 山田 祥寛 (18) メディアックス (13) 掌田 津耶乃 (11) 廣瀬 豪 (10) 森 巧尚 (10) 北村 愛実 (9) 吉川 邦夫 (9) 井上 香緒里 (9)最適なファイルサイズ
100388 KB 1004 KB 100579 KB 10068 KB 101719 KB 102313 KB 1027 KB 102851 KB 104612 KB 104884 KB 10554 KB 105 KB 1063 KB 106926 KB 107492 KB 108832 KB 108931 KB 109089 KB 109437 KB 109624 KB