この電子書籍は,Newton別冊『銀河のすべて 増補第2版』の電子版です。記述は紙版の掲載時の情報にもとづいたものです。一部画像がご利用いただけない等,紙版とは異なる場合があります。大きいサイズのカラーディスプレイをもつ端末でお楽しみください。この電子書籍は紙版とほぼ同一のレイアウトで固定されており,テキスト検索や辞書機能,ハイライトなどの機能は使用できません。端末を横向きにすると見開きページとして表示されます。 私たちの住む太陽系は,銀河系(天の川銀河)に属しています。しかし,私たちは外からその姿を見ることはできません。そこで,さまざまな観測データを集めて,渦巻き模様の腕,棒状の中心構造など,その姿を少しずつ明らかにしてきました。銀河系内の多数の恒星,美しい星団や星雲などの分布もわかってきています。また,銀河がどのように誕生してどのような最期をとげるのか,といった銀河の一生や,銀河がつくる宇宙の大規模構造についても研究が進んでいます。さらに, 地球人以外の知的生命を探査しようというプロジェクトまで進行しているのです。 本書は,別冊『銀河のすべて』の改訂版です。今注目を集めているブラックホールや地球外知的生命の探査の最新研究をもりこみました。ぜひご一読ください。《目次》1 銀河系の姿 天の川の正体 イラストで見る銀河系 銀河系研究の夜明け さまざまな形の銀河 円盤構造と直径 渦巻模様 棒状構造 銀河系中心のブラックホール ダークマター Interview リサ・ランドール博士 「リサ・ランドールが語る 新たなダークマター理論」 銀河系の新しい姿 2 銀河系3Dマップ 肉眼で見える星 全天88星座 星座をつくる星までの距離 黄道12星座の遠近差 北極星と星座の変化 近い恒星 地球から100光年 地球から5000光年 銀河系の腕 銀河系の断面図 銀河系最新像 地球から300万光年 Topics 局所銀河群 ラニアケア超銀河団 3 銀河にひそむ謎多きブラックホール 宇宙最初期に生まれたブラックホール 正体不明のダークマター 重力波がとらえたブラックホール 宇宙にひそむ原始ブラックホール 超大質量ブラックホール 進む原始ブラックホール研究 ブラックホールの直接撮影 4 銀河の衝突と進化 天の川銀河と アンドロメダ銀河の衝突 衝突の根拠 銀河の衝突頻度 星・ガスの衝突 衝突の黒幕 宇宙の未来 5 銀河がつくる宇宙の大規模構造 宇宙の大規模構造 大規模構造の研究の歴史 大規模構造の種 大規模構造の成長 大規模構造とダークマター インフレーション ダークエネルギー 6 地球外知的生命を探し出そう! PART1 宇宙人を探し出せ 史上最大規模の宇宙人探し 魔法の周波数 地球外知的生命探査の歴史 光学的SETI 天然に存在しない元素 ダイソン球 PART2 宇宙人はどれくらいいる/B> ドレイクの方程式 恒星や惑星の数 ハビタブルゾーン 生命誕生 高度文明の誕生 ドレイク方程式の答え PART3 隣の恒星系を目指せ! 恒星間の距離 アルファ・ケンタウリへ 恒星間航行のテクノロジー アルクビエレ・ドライブ 宇宙人と会える可能性
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