日蓮大聖人の仏法による民衆救済をめざして、一人立った創価学会第二代会長・戸田城聖。その真実の姿と、発展しつづける創価学会の歴史を描いた大河小説。(8巻概要)破竹の勢いで邁進する学会には、幾千幾万の功徳の体験が花咲いていった。それは、暗い宿命に翻弄され、泣き続けてきた無名の庶民が、経済苦・病気・家庭不和などの苦悩を克服し、偉大なる使命に目覚めゆく勝利の歴史であった。戸田は信濃町の新本部の会長室で、その大切な一人一人を抱きかかえるように、渾身の個人指導を続ける。昭和29年、山本伸一は青年部の参謀室長に就任し、“広布推進のスクリュー”としてフル回転を始める。その斬新な発想から、青年部1万人総登山や、文化祭の前身となる体育大会などが生まれていく。その頃、戸田は数人の東大生に法華経講義を始めた。これが学生部の萌芽となる。水滸会への訓練も続き、東京・氷川で第1回野外研修が開催される。折伏の拡大につれ、学会の存在はようやく社会の耳目を集めていく。(8巻目次)真実/推進/学徒/明暗/多事
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