日本語・女性のメトニミー擬似思考の脳を変えるメリット(『谷川うさ子王国物語』)をご案内いたしますみなさま、こんにちは。著者の田原克拓です。本書『日本語 女性のメトニミー擬似思考の脳を変えるメリット』をご案内いたします。●ごあいさつと御礼本書は、ポルソナーレの『谷川うさ子王国物語』(実践実技・日本語講座。全七コース)の普及と啓蒙を目的にして書かれたシリーズの第3冊目です。第1冊目と第2冊目では、全日本カウンセラー協会・ポルソナーレが研究・開発した「指示性のカウンセリング」のご紹介と、「ポルソナーレ」の約40年にわたるカウンセリングの理論活動の狙いや目的といったものをお話しさせていただきました。お読みいただき、厚く御支援いただいておりますことに、心よりの御礼を申し上げます。どうもありがとうございます。●女性は恋愛ができない、結婚ができないことの本質さて、本書「日本語 女性のメトニミー擬似思考の脳を変えるメリット」は、第1章は「恋愛はできても結婚はできない日本の女性」。第2章は「恋愛ができなくなった日本の女性」という構成になっています。「恋愛ができない」「結婚ができない」とはいったい何を意味するのか?といいますと、「人口減少」「超高齢社会になった今とこれからの社会は、年金、医療、社会保障制度が崩壊する」などが分かりやすい現実問題です。この問題を前にして多くの人が話しているのは、「子どもを一人産んだら一千万円くらいの支援策を立てる」「子どもがいてもいなくても、複数の家族をひとまとめにして生活していく拡大家族形態の制度を国が担保する」といった政治的な対策です。しかし、ポルソナーレは、設立の当初から「日本人には初めから言葉や行動をつくる思考の仕方になにか、いわく言い難い問題がある」ことに気づいていました。その問題を顕著にあらわすのが、とくに「女性」の「人間関係の能力」です。●女性とのコミュニケーションの唯一の媒介は「子育て」ポルソナーレの「指示性のカウンセリング」の基盤は現場の「幼児教育」の実践です。東京・恵比寿(ポルソナーレ本部と同じ事務所スペース)で、約20年間、幼児教育を実践しました。2歳半から5歳児が対象です。母親が、子どもの教育の現場を見る、授業の後で、自宅で行うべき子育ての仕方の説明を聞く、これを1週間単位で、年間カリキュラムに即して展開するという教育方法です。「子どもの年齢別、月齢別の発達段階」というものを研究・開発して年間カリキュラムのベースにしました。理論的な基盤は、ピアジェ、モンテッソーリ、ベッテルハイム、遠山啓、吉本隆明などです。日本の女性の「人間関係の能力の問題」とは、第一義に「自分の子どもへの家庭教育を一切、行わない」という問題です。「教育の現場の実践」の20年間で分かったことは女性のタイプは「二分」される、ということです。「子どもを産みたい女性」と「子どもを産みたくない女性」、「子どもに教育をしたがる女性」と「子どもへの教育は、誰かにやってもらって自分は手をほどこしたくない女性」の「二分」です。この「二分された女性」のどちらのタイプも、子どもの「言葉」「行動」という思考の仕方の「教育」は全くの空白で、この空白の部分に母親(女性)の恣意や主観、あるいは病理といったものが常に流れ込んでいるといったことが日々、いつでもどこでも観察されました。●日本の女性は「第二の性質」しか認知しないポルソナーレの見解では、女性にとって「子ども」という存在は、女性に対しての会話がまともに成立する唯一の接点です。これが「母系制」の本質です。言い換えると、日本の女性にとって「社会」とか「経済」とか「病気」とか「お金」とか「男性との性関係」といったものは、「そういうものは存在しない」と見なされるものです。メタ言語の観点から日本人の女性の脳の働き方(言葉の生成のしくみのことです)を見ると、女性が脳に記憶できるのは、ジョン・ロック(イギリスの哲学者)の言葉をかりると「第二の性質」の対象だけです。「第二の性質」の典型は「食べ物」「ファッション」「お化粧」「歌」といったものです。ひとりの女性を前にしてカウンセリングの何ごとかを語るとき、常に「子育て」「子どもの教育」という唯一の接点(媒介)をシェアできるテーマにして、女性の「主観」「恣意的なおしゃべり」「自分はこう思うの『思う』に内包されている思考の空白」の実体をとらえて明るみに出したのが本書です。●第1章は「丸暗記」もできない女性の「結婚」の話です第1章の「恋愛はできる、結婚はできない日本の女性」では、日本の女性は「音読み」に典型的な「名詞の言葉」を「丸暗記すらもできない女性が結婚して、とくに男の子を育てるとどういう支障や障害をつくるのか?」をコーチングしています。支障や障害とは「ニート」「引きこもり」「ネット依存症」「ゲーム依存症」などです。男の子(男性)は、性欲の中枢が視床下部の背内側核です。自律神経の交感神経の中枢です。「性欲」は「共生」「共同体」の観念をつくります。女性の性欲の中枢は視索前野です。副交感神経の中枢なので、社会に向かう行動のための言葉は、全く記憶できません。そういう母親(女性)が「我が子」だからといって子どもの社会参加にかんすることで「あーしなさい、こーしなさい」と言えば、それは男の子(男性)に「学校も社会も、そういうものは存在しない」という脳の働き方をつくることになるのです。第1章では、母親が男の子の学校の勉強の面倒をみる場面があります。程度の問題があっても同じような母親からの体験の強制の経験をした男性は、ゲーム依存、ネット依存によって現実との適合能力を喪っているでしょう。●第2章は「聞き書き」をおこなう女性の哀しい話です第2章、「恋愛ができなくなった日本の女性」は、「学校の勉強」の段階から「聞き書き」をおこなった女性(男性も)は、学校を卒業することすらもおぼつかない、恋愛をしても相手の目の前にいる男性に「そこにいるのは誰?そこに誰かいるの?」といった人間関係になることの原因と理由を説明しています。「聞き書き」をする女性は、かりに男性と性的な関係になったとしても、「男性の話すコトバのどれも記憶できない」「その場、その時に思い浮んだ自虐的な言葉を一人言のように果てしなくしゃべる」「必ず、誰かが自分を悪く言っている、という幻聴をしゃべる」、相手の男性はこういう女性の言葉と行動に毎日、付き合わされる、ということが起こります。もちろん、ネット依存、ゲーム依存は、ごく当り前のことになります。ゲームに大金を課されて全て喪うのは必然です。●女性のあなたの未来のために祈りをこめて本書は、多くの女性にとって「難しい」と思えるであろうことは予測されています。しかし、あえて女性の皆様にご提供しているのは、この本書から出発しないと、次の世代の女性の未来も危ういという啓蒙の意図もふくめています。心ある女性(男性も)の心に触れることを願っています。
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