※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。矢倉は終わった?・・・断じて否!がっちりと囲い合う矢倉戦は左美濃急戦をはじめとする後手の急戦策によって壊滅状態に陥り、「矢倉は終わった」という増田康宏六段の名言(?)も生まれました。これには長年矢倉を愛用してきた佐藤秀司七段も「長い歴史と膨大な局数を重ねてきた矢倉戦法が、いかにAIが精密かつ優秀であろうとそんなに底の浅い戦法であったのか?という疑念を持ったのも嘘偽りのない心境であった」と述べています。一時はプロ間でも採用数が激減した矢倉でしたが、これで絶滅するような戦法ではやはりありませんでした。矢倉は形を変えて生まれ変わったのです。本書は「矢倉は終わらない」をテーマに、先手矢倉における有力な形を紹介しています。早めに▲7七銀と上がり、後手の急戦を迎え撃ちます。本書では矢倉の変遷から最新の攻防まで幅広く解説しています。「最近の矢倉戦はわかりにくい」と感じている皆さんにこそ、ぜひ読んでいただきたい一冊です。●目次第1章 矢倉の変遷第2章 ▲7七銀の復活第3章 対△6三銀・△7三桂型第4章 対左美濃急戦考第5章 自戦記第6章 復習 次の一手●著者佐藤秀司(さとう・しゅうじ)七段1967年6月8日生まれ。宮城県大崎市出身。 中原誠十六世名人門下。 手厚さを身上とする居飛車党。第23回(1992年度)新人王戦優勝などの実績がある。2020年、王位戦で25年ぶりの挑戦者決定リーグ入りを果たし話題になった。
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