本書に興味を持っていただきありがとうございます。飛立未鳥(ひだてみどり)と申します。早速ですが、SNS疲れということばを耳にしたことがありますか。SNSとはSocial Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略でその名の通り、社会的な繋がりを作り出せるサービスのことです。現在では様々なSNSがあります。LINE・Twitter・Facebook・Instagram・TikTok・YouTube・stand.fmなどなどまだまだ他にもあります。そしてこのようなSNSを利用することによって生じるなんらかの疲れのことをSNS疲れと言います。みなさんはSNS疲れに陥っていませんか?フォロワーの数を気にしすぎてしまったり、コメントや「いいね」が気になりすぎてしまったりしていませんか?本書ではSNSの中でもstand.fm(以下、スタエフ)によって生じるSNS疲れ、スタエフ疲れについて考えていきたいと思います。さて本題に入る前に少し私のことを書かせてください。私は2020年10月にスタエフの配信を開始し、翌月の11月に「音声メディアの時代に乗れ!stand.fmコミュニケーション攻略法」というKindle本を出版しました。この本ではスタエフを行うことによるメリットを書くとともに、内向型と外向型のそれぞれのタイプでのスタエフの配信の楽しみ方を書きました。たくさんの方に読んでいただき、Amazonレビュー、Twitter、スタエフでの配信でたくさんのご意見、ご感想をいただきました。深く御礼申し上げます。そして私はスタエフに関する本の反響の大きさと共に、スタエフというSNSのパワーと可能性を強く感じました。さて、私はこのようにKindle本を執筆しながら、時間を見つけてスタエフで配信をしたり、他の方の配信を聴いて楽しませていただいていました。しかしある時よりなんとなく気分がのらなくなってしまい、これはSNS疲れだなと感じました。そしてそれによりこれまで楽しめていたスタエフを純粋に楽しめなくなってしまいました。しかし大好きなスタエフです。もっともっと楽しみたい。スタエフによって知り合った方々ともっともっと交流していきたいのです。そのため自己の考えをまとめ、いまいちど、スタエフを純粋に楽しむための変革として本書を書くことにしました。そういった意味では自分自身への注意喚起といった意味も含まれますが、他の方の配信を聴く中で、スタエフSNS疲れに陥っているのは私だけではないと感じております。皆さんも少なからずSNS疲れというものを感じたことがあるのではないでしょうか。さて本書の流れとしましては、まず第1章でスタエフによって生じる疲れを列挙していきます。第2章ではSNS疲れの対処法を考えていく前に、スタエフを行う理由を今一度思い出していただきたいと思います。第3章では第1章で挙げたスタエフによって生じる疲れへの対処法を考えていきます。スタエフSNS疲れからの脱却を目指し、これからも共にスタエフを楽しんでいきましょう。最後までお付き合いいただけますと幸いです。はじめに第1章 スタエフ SNS疲れの原因 発信疲れ 〇 発信するネタがない 〇 テンションを上げなければならない 〇 滑舌が気になる 〇 話の構成が気になる 〇 LIVEに誰も来ない 〇 継続のプレッシャー 〇 家族に内緒 〇 発信する時間がない 〇 企画参加のプレッシャー 評価疲れ 〇 フォロワー数の増減が気になる 〇 通知が気になる 〇 人との比較(数) 〇 人との比較(質) 聴聞疲れ 〇 聴きたいのに時間がない 〇 情報過多 コミュニケーション疲れ 〇 合わない人がいる 〇 相互関係のプレッシャー 〇 コメントのプレッシャー 〇 LIVEでのやりとり 〇 レターでの誹謗中傷 スタエフ SNS疲れの原因まとめ第2章 スタエフを行う理由 目的・目標・手段 スタエフを行う理由第3章 スタエフSNS疲れからの脱却 発信疲れからの脱却 〇 有益情報にこだわらない 〇 無理にテンションをあげなくても良い 〇 滑舌を気にしすぎない 〇 趣向を変えてみる 〇 事前にLIVE告知をする 〇 継続の意味を考えよう 〇 家族に話す? 〇 スキマ時間をうまく利用する 〇 企画に無理に参加しない 評価疲れからの脱却 〇 フォロワー数の増減を気にしない 〇 スタエフアプリをすぐに開けない状態にする 〇 積極的にコミュニケーションをとる 〇 自分は自分 聴聞疲れからの脱却 〇 スキマ時間やながら聴きを利用する 〇 フォローを減らす コミュニケーション疲れからの脱却 〇 合わない人は避ける 〇 必ずしも相互でなくて良い 〇 コメント返しの方法を見直す 〇 LIVE時の諸々 〇 誹謗中傷レターは運営側に通報するあとがき奥付
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