【今月の読みどころ】 2020年は「決定的な1年」だった――。本号の巻頭論稿を飾る中西輝政氏はそう語る。予想だにせぬパンデミック、大混乱の米大統領選挙、そして中国の孤立の鮮明化がその要因に他ならない。この激動の一年を終えようとしている私たちは、いかなる新年を迎えるのか。総力特集では2021年の世界と日本が向き合うべき論点を7名の識者に論じていただいた。米大統領選を振り返りつつ、日本の「責任ある保守」の使命を説く中西氏のほか、世界的経済学者のジャック・アタリ氏、そして日本学術会議問題への発言でも注目を集めた科学史家・村上陽一郎氏などが登場するほか、待鳥聡史氏は菅政権の特性と課題を鋭く指摘。巻頭インタビューには台湾デジタル担当大臣として世界の注目を集めるオードリー・タン氏が、台湾のコロナ対策と李登輝元総統への想いを語る。特別企画ではコロナ禍でもっとも注目を集めたテーマの一つ「デジタル化」を徹底議論。政府の旗振り役である平井卓也デジタル担当大臣と、自治体において先駆けてデジタル化に取り組んできた湯﨑英彦広島県知事の対談は必読だ。そのほか、安宅和人氏の論考も掲載。金田一秀穂氏と乃木坂46の鈴木絢音さんの異色対談、Jリーグの村井満チェアマンの単独インタビューなどバラエティに富んだ記事を掲載し、来る2021年を考えるうえで欠かせない一冊となっている。 【巻頭インタビュー】 持守の精神と東アジアの未来 オードリー・タン 【2021年の世界】 ■米国の難局と「責任ある保守」の使命 中西輝政 ■団結する欧州諸国、無責任の中国 ジャック・アタリ ■対中劣勢を挽回する準大国の役割 秋田浩之 ■台湾海峡の地殻変動を座視するな 松田康博 ■多国間貿易体制の再興を主導せよ 渡邊頼純 ■菅政権は「官邸の力」を何に使うのか 待鳥聡史 ■科学理解と「寛容」の精神を取り戻せ 村上陽一郎 【特別企画:新デジタル国家の幕明け】 ◆ともに「言い訳なき改革」に臨む覚悟 平井卓也&湯﨑英彦 ◆AI×データ化時代の生存戦略 安宅和人 ◆DXとサイバーセキュリティの両立を 持永 大 ◆「会津モデル」を「日本モデル」に 室井照平 ◎財政破綻の可能性を楽観視するな 宮本弘曉 ◎【温室ガスゼロ目標】グリーン・イノベーションの旗手となれ 竹内純子
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