台湾の民主化を成し遂げ、哲人政治家と称される著者は、台湾人は今こそ「日本精神」を顧みなければいけないと説く。日本統治時代の日本人が持っていたとされる「誠実」「勤勉」「奉公」「遵法」などを胸に、台湾との統一併合をめざす中国と対峙せよと語るのだ。ベストセラー『台湾の主張』から15年、92歳になった著者が、ここに新たな「魂の直言」を放つ。新渡戸稲造や後藤新平からの影響、農業経済学者としての活躍、台湾総統としての孤独、中国の軍事膨張に対して示した毅然たる姿勢……。そして、新たな民主化への道を歩み始めた台湾と、日本の今後を見据え、東アジアの平和のために進むべき道を説く。◎映画『KANO』のこと◎「/犬が去って、豚が来た」/◎組閣での「ウルトラC人事」/◎中国の軍事的恫喝に屈せず◎/中国への傾斜を加速させる馬政権◎/ヒマワリ学生運動が起きる◎/日本の集団的自衛権行使を歓迎する◎/日台の絆は永遠に
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