「死のうと思ったが死ねなかった 最後だと思いSOSのメールした」やり切れないほどの独りぼっち、 路上からの悲鳴が止まらない! 新型コロナウイルス拡大に伴い、深刻化する貧困問題を共同して解決するために、2020年3月に41のさまざまな社会運動団体が決起した。社会の底が抜け落ちてしまい、生きるためにSOSを発する人々に向けての多様なアクションが開始された。その最前線における人びとの連帯のドキュメンタリー。写真多数。 《私たちはこの国の主権者だ。政府や官僚の奴隷ではない。私たちには腐り切った政治に「ノー」をいう権利がある。「連帯と共感の力」によって政治に大きな変革を求め、誰もが生きやすい社会を作り出す権利がある。瀬戸さんたちによる「新型コロナ災害緊急アクション」はその第一歩にすぎないが、歴史に刻まれる大きな一歩になるにちがいない。》白石孝「エピローグ」より *コラム* 瀬戸大作君の活動から社会の変革について思うこと 山本伸司 このまま消えてしまうのではないか―― 藤田和恵 瀬戸さんと協同組合運動と共生の社会づくり 野々山理恵子 コロナ禍における外国人の社会的排除 稲葉奈々子
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