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永遠に残したい曽根干潟 世界的に貴重な野鳥と生きた化石カブトガニの楽園

瀬戸内海西部、福岡県北九州市、苅田町に広がる曽根干潟。そこには世界的に貴重なズグロカモメやクロツラヘラサギ、生きた化石カブトガニといった絶滅危惧種が多く生息しています。本書は干潟が人間と生物にとってなぜ大切なのか、それを保全する意義、曽根干潟という稀有な自然の世界的価値について各専門家がわかりやすく説明しています。とくにカブトガニの曽根干潟における産卵行動、幼体の分布の長期変動、一生、食物、人間との関わり(医学的利用)、日本の個体群の遺伝的特徴、進化と地球史との関連、などは最新のデータに基づいて解説されています。また、曽根干潟で見られる生き物たちを美しいカラー写真付きで解説しており、掲載種数は80種以上!干潟を歩くためのガイドブックとしてもお使いいただけます。曽根干潟で暮らす人々の生活、保全と開発、グリーンタイド、生きた化石と呼ばれる様々な生き物など多様なコラムも充実しており、読み物として子供から大人まで楽しみながら曽根干潟とそこに生息するカブトガニをはじめとする多くの生き物たちの魅力を学べる一冊となっています。海の自然史の理解と干潟を保全する意味について学ぶための入門書として最適です。目次はじめに第1章 干潟と人々の暮らしコラム①曽根干潟と私の研究生活コラム②干潟の漁労を支えた道具第2章 曽根干潟の特徴コラム③洋上風力発電の問題点第3章 曽根干潟の生物たち(海生哺乳類・鳥類・魚類・甲殻類・貝類・刺胞動物・環形動物・海浜植物・海藻類・海草類)コラム④曽根干潟の渡り鳥コラム⑤グリーンタイドとは何か第4章 カブトガニ 4-1 曽根干潟個体群の現状コラム⑥曽根干潟カブトガニのDNA解析からみた曽根干潟と瀬戸内海のつながりコラム⑦カブトガニ保護と漁業 4-2 カブトガニの一生コラム⑧カブトガニの飼育と産卵コラム⑨カブトガニの食べ物 4-3 生きている化石、カブトガニとその進化コラム⑩瀬戸内海のナメクジウオコラム⑪淡水にもいる生きた化石 4-4 LAL/TALのお話~カブトガニは私たちの元気の源

著者:大塚 攻 向井 宏 清野 聡子 林 修 高橋 俊吾 清水 則雄 足立 賢太 近藤 裕介
Isbn 10:4802098936
Isbn 13:978-4802098939
によって公開:2020/7/15
出版社:NextPublishing Authors Press
言語:日本語
寸法と寸法 永遠に残したい曽根干潟 世界的に貴重な野鳥と生きた化石カブトガニの楽園:18.2 x 0.7 x 25.7 cm