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元高校教師が本音で語る 部活動の悩み解決術

学校で授業とともに大きなウエイトを占める「部活動」について、30年以上の経験を有する元高校教員が、部活に悩むすべての人に捧げるために執筆した愛の一冊です。本書は、中高生ならびにその保護者、学校の先生(指導者)を対象に執筆したものです。また今春高校に進学する予定の中学生にも、部活を選ぶ参考に是非読んで欲しいと思う一冊です。本書は、部活のあり方や考え方、部活の意義、指導に困る先生への助言、部活に悩む中高生へのメッセージ等で構成されています。以下、本書より、目次と序章、著者紹介を掲載します。目次はじめに(序章)Ⅰ,部活の真実 1,部活とは 2,部活の現場(教員の立場より) 3,保護者から見た部活動Ⅱ,部活をやる意義 1,私の経験(中学・高校生時代) 2,私の経験(教員時代) 3,部活で得られるものとは  ア)自分の適性を発見すること  イ)「やれば変われる」を実体験し、自分に自信をつけるため 4,部活をやる意義Ⅲ,部活に悩む人たちへ 1,指導に悩む先生方へ 2,部活に悩む中高生たちへ  ア)部員同士の人間関係に悩む人へ  イ)顧問との人間関係に悩む人へ  ウ)練習が厳しくて悩んでいる人へ  エ)学業との両立に悩んでいる人へおわりに著者紹介以上序章 部活動(以下、部活)とは本来、学校の授業時間外に行われる「自主活動」です。もちろん、学生時代を経験したほとんどの人は、何らかの部活に所属し活動した経験があるでしょう。そして、その経験が、今を生きる原動力になっている方がいる一方で、苦い経験だったと感じている方も多くいらっしゃるはずです。10代の多感な頃に、かなりの時間を費やして取り組む部活は、多くの人にとって、青春時代を振り返る時、大きな意味を持つ活動であるはずです。 しかし、部活は「授業」のように必須の教育活動として存在するものではありません。学習指導要領には「部活動は、学校教育活動の一環として、スポーツや文化、学問等に興味と関心をもつ同好の生徒が、教職員の指導の下に、主に放課後などにおいて自発的・自主的に活動するもの」とあり、あくまで「任意の自主活動」として行われているものです。だから原則的に所属する・しないは個人の裁量(自発的)ですし、入退部や転休部も当然自由(自主的)であるべき活動だと思います。 ですが、現実はそういうわけにはいきません。部活が生徒の学校生活に占める割合は、授業と同じくらい、またはそれ以上のウエイトを占めていることも多く、その活動に大きなやりがいを感じている生徒が大勢いる反面、逆にこれが大きな悩みの種となる生徒もたくさんいるのが現実です。 私は大学卒業後、とある県立高校の国語科教員として、これまで30年以上の勤務経験を有しますが、昨年度末、病を患い、それに伴う障害を理由に退職を余儀なくされました。在職中はもちろんいくつかの部活顧問を経験し、またそれを管轄する生徒会担当も長く経験しました。どちらかというと、部活大好き先生だったと思います(笑)。しかしその経験から、「(退職した)今だから言える部活の真実」や「部活に悩む中高生へのメッセージ」さらに「現場の先生や保護者の方に伝えたいこと」等…、わずかでもこれに悩む方への一助になれば…との思いで、本書の執筆を決意しました。本書の内容は、私の経験を元に、部活の問題点、ならびにより理想的なあり方と、そこに所属する多くの若者や、関係する方々へのメッセージ的な内容にするつもりです。読者様の貴重なお時間を使ってお目通しいただくわけですから、そこから何かを感じていただければ、私にとっても大変光栄なことだと思っております。著者紹介樹乃貫雪(きの かんせつ)1964 京都府生まれ筑波大学卒業後、高等学校国語科教員として32年間奉職書道部をはじめ、フェンシングや女子バレー部等顧問を歴任書道部顧問として、全国高等学校総合文化祭に19回選抜出品県高等学校文化連盟事務局長を歴任2020.3 病気療養のため退職し、現在加療中

著者:樹乃 貫雪
ASIN:B08RYQ7HLM
によって公開:2021/1/3
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