月間チャンサー 令和2年11月号危険っ!知らなかった!では手遅れにっ!身近で釣れる危険な海の生き物9選注意点や扱い方から応急処置までを含めてご紹介!〈 もくじ 〉1. アイゴ2. オニカサゴ3. ハオコゼ4. フグ5. ウナギ6. ウツボ7. カイ8. クラゲ9. ゴンズイ◯ 最後に アイゴ秋も深まり昼夜の気温差は大きくなってきましたが10~11月頃の昼間は活動しやすい気候で、まだまだ新型コロナウイルス感染への不安が拭いきれない中ではありますが外遊びの一つである “釣り”の人気が高まっているようです。海には、主に鰭などの棘に毒を持っていて触るのが危険な種類の刺毒魚や内臓,筋肉,皮膚など体の一部に毒を持っていて食べるのが危険な種類の毒魚、ほかにも牙の毒腺や唾液に毒を持っており咬みついて毒を注入する種類の咬毒魚や鋭い歯や強い顎を持ち咬まれると危ない種類の魚など、様々な毒を持つ危険な生き物や凶暴な生き物が生息しています。 刺されると危ない種類の刺毒魚鰭をはじめ頭部や鰓蓋などに有毒な毒腺や毒棘のある刺毒魚と呼ばる魚は、実は数多く生息しており釣り場で釣れる機会は多いので被害に遭いやすいです。種類によって異なりますが、知らずに素手で触れてしまったり刺されることで傷口から毒が入り激しい痛みに襲われ、半日から数日にわたって場合によっては数週間以上も腫れや痛みが続いたり後遺症が残ることもあります。刺毒魚の種類を覚えて、魚体を無闇に素手で触らないように気をつける必要があります。 食べると危ない種類の毒魚体表,筋肉,内臓など体の一部に毒があり食べるととても危険な毒魚には、なんとっ!青酸カリの500~1000倍の毒性があると言われる“テトロドドキシン”という毒を持つ魚,猛毒で誰もが知っているフグ毒の数十倍といわれる”パリトキシン様毒”という強力な毒を持つ魚,主に熱帯・亜熱帯地域でプランクトンが作り出す“シガテラ毒”が食物連鎖を通じて体内に蓄積された魚などがいます。それらは加熱調理をしても毒性が失われることはないため、知らずに食べると中毒を起こしたりする可能性があります。食べてはいけない毒魚について知識を持ち、口にすることがないようじゅうぶんに注意が必要です。 咬まれると危ない種類の咬毒生物ほか危険魚牙の毒腺や唾液に毒を持ち咬みついて毒を注入する咬毒生物,咬毒は持っていないけど積極的に噛みついてくる凶暴で危険な魚,そのほか毒を持たなくても鋭い歯やカミソリのようなエラ蓋があったり鰭などに鋭い棘を持つ危ない魚も多く存在します。どの魚が危険なのかをよく知って、危ないものには近づかないように注意しなければなりません。このように海には様々な危険な毒魚や生き物が生息し、釣りをしていると釣れてしまうこともあります。たまたま釣れた魚が危ない魚で、毒を持っていると知らずに魚体に触れたり誤って食べてしまったりと被害に遭ってしまう事故は後を絶ちません。私たちが釣りをする堤防などの身近な場所でもそれは例外ではないのです。魚によって毒の強弱はありますが、中にはとても強い毒を持ち命の危険を脅かすような魚もいますので、じゅうぶんに注意しなければなりません。もし子どもが一緒の場合は、よりいっそう周りにいる大人たちが注意してあげることが必要になります。しかし予備知識がなければ・・・その魚が 危ない魚ではないか 触っても問題ない魚なのかどうか 食べても大丈夫な魚かどうかなんて分かりませんよね?ですので今月号のチャンサーでは、普段釣りをしていて釣れる可能性がある毒を持つ毒魚から注意が必要な危険な生き物まで、海に生息している代表的な生き物たちと危険度についてをまとめてみました。魚体や内臓などに毒を持つ魚や毒はないけど危険で注意したい生き物などの被害に遭うことがないように、正しい知識を持っておくことはとても重要なことで知っていて損はないでしょう。魚の種類だけでなく、もし危険な魚が釣れてしまった場合にはどのようしたらいいのか?を事前に知っていれば、落ち着いて対処することができます。また、 刺されたり 噛まれたり 口にしてしまったり危険な目にあった場合、本当ならばすぐにでも病院へ行くのがベストなのですが、近くに病院がない場合もあるかもしれません。そういうときにはどう対処すれば良いのか、もしものときに備えて知っておきたい応急処置の方法についても同時にご紹介していきます。より安全に釣りが楽しめるよう、 海釣りをされる方や これから始めようと思っている方のため参考になればと思います。それでは…身近な釣り場で釣れる魚の中には、どのような毒魚や凶暴な生き物たちが棲んでいるのか?その種類と、 どの程度危険なのか?釣れたときの対処法や万一のときにはどうしたらいいのかを一緒に見ていきましょう。もしものときのために応急処置の仕方も覚えておきましょう!
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