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ユリイカ 2021年1月臨時増刊号 総特集◎戸田ツトム ―1951-2020―

「D-ZONE」の過去・現在・未来 戸田ツトムの装幀を手にすることは歓びであり、 「たのしい知識」に導く書物の薫香であった。 戸田ツトムの仕事とはなんだったのか。 工作舎に始まり、天井桟敷を経て、 人文書の一時代を作りながら、週刊誌を手がけ、 DTPの黎明期に帆走したそのデザインはどこに行き着いたのか、 『D-ZONE』のあとに、追悼特集。 目次* ■カラー口絵 Tztom Toda Chronicle 1 ■メモワール 世界に静かに向き合う者/ 池澤夏樹 戸田ツトムさんの方法/ 島田荘司 才能を目撃してしまった。/ 山口信博 戸田さんと再々会を果たせなかった。/ 芦澤泰偉 時の行方/ 田中未知 ■インタビュー 虚を見る/ 赤崎正一 聞き手=鈴木一誌 ■グラフィックデザイナー・戸田ツトム 「朽ちていく」ためのマンネリズム/ 松田行正 物質的恍惚デザイン――戸田ツトム一九八〇年代エディトリアルワークを中心に/ 伊藤俊治 戸田ツトムと初期DTPの時代/ 喜多千草 本の自然幾何学/ 佐々木正人 ■ロストインタビュー 時代の交換期という最中の断面(全)/ 戸田ツトム 聞き手=ばるぼら ■始まりの時代 犀の人/ 大西成明 グラムズファクトリーの「出来事」/ 小柳敦子 泥になる/ 新井敏記 外苑前のトダ・トウキョウ・オフィスと僕の修業時代/ 長澤 均 ■エディトリアル・コンステレーション 戸田ツトムと杉浦康平――『全宇宙誌』をめぐる軌道の交差/ 阿部卓也 潜在するダイアグラム――戸田ツトムの「物質の階梯」/ 古賀稔章 ポエジア・グラフィカ/ 金澤一志 ノイズと平仮名――〈陰影〉のゆくえ/ 古賀弘幸 ■図版構成 Tztom Toda Chronicle 2 ■擬場のデザイナー “間"のデザイン/ 岡 孝治 理性と身体の間(はざま)から/ 白井敬尚 戸田ツトムと「コミックペーパー」/ 西野嘉章 演劇そのものだった挑発し続けるポスター/ 笹目浩之 ■〈庭園都市〉の彼方に 戸田ツトムという「壁」/ 丹生谷貴志 バーバラとツトム、とヒロシ/ 高山 宏 歴史の変化を引き起こした「縦に対する横の叛逆」――戸田ツトムの新聞刷新/ 前田年昭 「観測者」としての戸田ツトム――デザインはいかにしてメディア論の問題となるのか/ 加島 卓 ■鼎談 デザインの種子と循環/ 川名潤 水戸部功 長田年伸 ■電子図像誌に向かって 戸田さんと仕事をした四年間――アップルの幻のデスクトップを制作した日々への追憶/ 山中俊治 透明な紙、白い紙、それらの影/ 秋山 伸 戸田ツトムさんとの出会い/ 藤田重信 戸田ツトム氏とNTT/ 国枝 学 ■プロットに触れる――デジタルという界面 線を引くことから陰影へ――ピクセル・ノイズ・ハーフトーン/ 久保田晃弘 液晶状のインターフェイスが生み出すあらたな視触覚/ 水野勝仁 複数化し変容し続ける減衰する主体/ 榮元正博 マイクロレイヤーズ――戸田ツトムとタルコフスキー/ 荒川 徹 ■インタビュー再録 デザインと予感/ 戸田ツトム 聞き手=平倉 圭 ■メンターとともに 未だ視ぬ「天使論」へ!/ 寺門孝之 戸田ツトムさんはすべてがデザインだった/ 小柳 学 「欲望を持て」――君はそのデザインで世界をどうしたいんだ?/ コバヤシタケシ 戸田ツトムについて/ 佐野裕哉 ■図鑑としての書物=デザイン 夕まずめの眺め――『断層図鑑』と『庭園都市』/ 鯖江秀樹 目で触れる――戸田ツトムと書籍カバーについて/ 橋本一径 線の倫理のために――河出文庫における戸田ツトム/ 澤 直哉 すべてはそこから始まったはずなのだ、とさえ思える鮮烈な光景の記憶、何が鮮烈なのかさえ不確かなのだが……/ 山本浩貴(いぬのせなか座) ■Tztom toda 1951-2020 仮借なく自己更新を究め続けた真正の先鋒――源泉となった工作舎時代とそれからの道筋と/ 臼田捷治 装幀=今垣知沙子

著者:鈴木一誌 赤崎正一 川名潤 水戸部功 長田年仲
Isbn 10:4791703952
Isbn 13:978-4791703951
によって公開:2020/12/21
出版社 ユリイカ 2021年1月臨時増刊号 総特集◎戸田ツトム ―1951-2020―:青土社
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