軍隊の指揮統制に関する基本的な理論と、指揮統制に関する問題を解決するために使われた情報システム等のモデルについて解説した書物です。OODAループを開発したジョン・ボイド空軍大佐の逸話、湾岸戦争でシュワルツコフ司令官がワーデン大佐の五つの輪モデルで、イラクの重心を攻める最初の効果基板型作戦(EBO)を採用した経緯、非対称の戦いの激化と、大尉の戦争、三ブロック戦争の悲惨さ、その中でNATOがいかにポスト情報化時代の指揮統制を追求したか等の神髄に触れる。それは同時に1998年に米軍が提示した「ネットワーク中心の戦い(NCW)」が、NATOでは「ネットワーク化能力(NEC)」という広い枠組みに変化し、今や機敏性を軸に派遣司令部の「司令部成熟モデル(HQMM)」を議論する段階に至ったことに関連している。
人気のある作家
鉄人社編集部 (63) AERA編集部 (58) 東京リーガルマインド LEC総合研究所 (40) 池上 彰 (27) 判例六法ラノベ化プロジェクト (27) 編集部 (26) 橋下 徹 (26) プレビジョン (25) 伊藤 真 (21) 有斐閣 (20) 講談社 (19) 馬渕 睦夫 (19) 石平 (19) TAC社会保険労務士講座 (19) 倉山 満 (18) 江崎道朗 (18) TAC税理士講座 (17) TAC中小企業診断士講座 (16) 伊藤塾 (16) (15)