中原中也電子全集(全449作品) 日本文学名作電子全集 ダウンロード

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本の説明

詩歌集「山羊の歌」「在りし日の歌」「末黒野」をはじめ「サーカス」「汚れっちまった悲しみに」などの名作・代表作全449作品の中原中也全集の決定版です。詩集、詩編、短歌、評論・随筆などをジャンル別に掲載。『末黒野(温泉集)』、生前未発表詩篇など青空文庫未掲載作品も多数収録。●目次【詩集】山羊の歌在りし日の歌ランボオ詩集ランボオ詩集≪学校時代の詩≫【詩篇】(あゝわれは おぼれたるかな)青木三造蒼ざめし我の心に(秋が来た)秋になる朝秋の愁嘆秋の日(秋の日を歩み疲れて)秋の日曜秋の夜(秋の夜に)秋の夜に、湯に浸り秋を呼ぶ雨吾子よ吾子朝朝朝(頭を、ボーズにしてやらう)(あなたが生れたその日に)雨が降るぞえ雨と風雨の朝雨の降るのに或る女の子或る心の一季節或る夜の幻想いちじくの葉一度一夜分の歴史(一本の藁は畦の枯草の間に挟つて)嘘つきに(海は、お天気の日には)嬰児咏嘆調怨恨お会式の夜大島行葵丸にて──夜十時の出帆(丘の上サあがつて、丘の上サあがつて)(小川が青く光つてゐるのは)幼なかりし日幼き恋の回顧(お天気の日の海の沖では)(おまへが花のやうに)(女)女よ(概念が明白となれば)蛙声(蛙等は月を見ない)(蛙等が、どんなに鳴かうと)夏日静閑(風が吹く、冷たい風は)(風のたよりに、沖のこと 聞けば)(甞てはラムプを、とぼしてゐたものなんです)(かつては私も)(過程に興味が存するばかりです)(仮定はないぞよ!)悲しい歌悲しき画面かなしみかの女カフヱーにて玩具の賦間奏曲消えし希望聞こえぬ悲鳴(汽車が聞える)北沢風景(汽笛が鳴つたので)狂気の手紙雲曇つた秋暗い公園暗い天候(二・三)桑名の駅(形式整美のかの夢や)京浜街道にて渓流月下の告白幻想幻想倦怠倦怠(草稿)倦怠倦怠者の持つ意志倦怠に握られた男現代と詩人恋の後悔小唄小唄二篇木蔭コキューの憶ひ出(孤児の肌に唾吐きかけて)(58号の電車で女郎買に行つた男が)湖上こぞの雪今いづこ古代土器の印象子守唄よ昏睡細心材木酒場にて酒場にて(草稿)(酒)(酒は誰でも酔はす)砂漠砂漠の渇きさまざまな人寒い!寒い夜の自我像(2・3)山上のひととき地極の天使詩人の嘆き詩人は辛い(自然といふものは、つまらなくはない)(支那といふのは、吊鐘の中に這入つてゐる蛇のやうなもの)死別の翌日自滅十二月の幻想秋岸清凉居士呪咀修羅街挽歌 其の二頌歌小景少女と雨少年時情慾初夏初夏の夜に女給達処女詩集序深更聖浄白眼蝉早春散歩想像力の悲歌(そのうすいくちびると)(それは一時の気の迷ひ)(他愛もない僕の歌が)退屈の中の肉親的恐怖怠惰(題を附けるのが無理です)(ダダイストが大砲だのに)ダダ音楽の歌詞(ダツク ドツク ダクン)龍巻脱毛の秋 Etudesタバコとマントの恋旅断片追懐疲れやつれた美しい顔(月の光は音もなし)(月はおぼろにかすむ夜に)月夜とポプラ(土を見るがいい)(ツツケンドンに)梅雨と弟(辛いこつた辛いこつた!)(卓子に、俯いてする夢想にも倦きると)(天才が一度恋をすると)(テンピにかけて)道化の臨終(Etude Dadaistique)道修山夜曲童女童謡屠殺所(とにもかくにも春である)(ナイヤガラの上には、月が出て)泣くな心夏夏夏夏過けて、友よ、秋とはなりました夏と悲運夏と私夏の明方年長妓が歌つた夏の海夏の記臆夏の夜夏の夜の博覧会は、かなしからずや夏は青い空に……(七銭でバットを買つて)(南無 ダダ)(成程)(何と物酷いのです)(なんにも書かなかつたら)初恋初恋集はるかぜ(バルザック)春と恋人春の雨春の消息春の日の怒春の夕暮ひからびた心ピチベの哲学(人々は空を仰いだ)干物漂々と口笛吹いて風雨(風船玉の衝突)不可入性不気味な悲鳴(吹く風を心の友と)(不随意筋のケンクワ)冬と孤独と冬の日白紙(古る摺れた)浮浪浮浪歌(頁 頁 頁)別離亡弟坊や僕が知る(僕達の記臆力は鈍いから)僕と吹雪(僕の夢は破れて、其処に血を流した)星とピエロ(ポロリ、ポロリと死んでゆく)真夏昼思索迷つてゐますマルレネ・ディートリッヒ三毛猫の主の歌へる身過ぎ虫の声無題無題無題(名詞の扱ひに)孟夏谿行燃える血(最も純粋に意地悪い奴)(休みなされ)野卑時代誘蛾燈詠歌郵便局雪が降つてゐる……夢夜明け(宵に寝て、秋の夜中に目が覚めて)(宵の銀座は花束捧げ)幼年囚の歌夜寒の都会夜空と酒場夜更け夜店夜半の嵐四行詩落日涙語冷酷の歌我が祈り我がヂレンマ(われ等のヂェネレーションには仕事がない)Qu'est-ce que c'est ?Qu'est-ce que c'est que moi ?Tableau Triste【短歌】末黒野筆冬されよ子供心春をまちつつ小芸術家煙冬の歌春の日五月偉大なるもの夏秋闌ける野にて冬の日暮るる頃去年今頃の歌(短歌五首)【評論・随筆その他】アンドレ・ジイド管見逝ける辻野君医者と赤ン坊海の詩思ひ出す牧野信一音楽と世態家族金沢の思ひ出河上に呈する詩論感情喪失時代感想菊岡久利著「貧時交」近時詩壇寸感草野心平詩集『母岩』芸術論覚え書耕二のこと校長小林秀雄小論作家と孤独山間秘話三等車の中(スケッチ)散歩生活詩集 浚渫船詩壇への願ひ詩壇への抱負詩と現代詩と詩人詩と其の伝統詩に関する話書信小詩論詩論新短歌に就いて心理的と個性的深夜の峠にて生と歌青年青木三造西部通信その一週間その頃の生活高橋新吉論ヂェラルド・ド・ネルヴァル近頃芸術の不振を論ず地上組織デボルドー・ヴァルモオルトリスタン・コルビエールを紹介す蜻蛉夏夏の夜の話撫でられた象萩原朔太郎評論集 無からの抗争引越し一つの境涯非文学的文士古本屋文学に関係のない文学者宮沢賢治全集宮沢賢治全集刊行に際して宮沢賢治の詩宮沢賢治の世界山羊の言夜汽車の食堂夢(これは、叙景・叙述のない一挿話である)夭折した富永良子よもやまの話我邦感傷主義寸感我が詩観我が生活我が生活分らないもの私の事Me Voila

著者 :中原中也
ASIN :B08P4BV4GS
によって公開 :2020/11/24
出版社 :兼文出版
ファイルサイズ 中原中也電子全集(全449作品) 日本文学名作電子全集:1551 KB