私たちが遺すべきもの、次世代が学ぶべきこと先がまったく読めない時代に必要な「社会を生き抜くための武器」とは何か。日本を救う「尖った人」を増やすには、どうしたらいいか。我々は何を、どのように後輩たちに継承するべきか。これは、あらゆる立場の人にとって難問といっていいでしょう。親として、教師として、上司として……この「先輩としての責任」を難なく果たせている人はそう多くありません。大学二回生で恩師から「わかること」「教えること」の本質を提示されたときから、会社員として、ベンチャー企業の創業者として、そして大学の学長という立場から考え続け、実践してきた著者の結論とは?「教える」「教育」を切り口にして、日本の最重要課題に切り込む。【特別対談も収録】「教える」ということの本質と課題を多角的に考察する、各界専門家との特別対談も必読です。 ・久野信之先生(立命館慶祥中学校・高等学校校長) ・岡ノ谷一夫先生(東京大学教授「生物心理学」) ・松岡亮二先生(早稲田大学准教授「教育社会学」)【本書の構成】第1章 後輩たちに「社会を生き抜く武器」を与える 特別対談 久野信之×出口治明第2章 根拠にもとづいて話す。選択肢を与える 特別対談 岡ノ谷一夫×出口治明第3章 「尖った人」を生み出すための高等教育 特別対談 松岡亮二×出口治明第4章 正しい「人間洞察」を前提にした社会人教育
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