1つ:正しいことを正しいと言えること 1つ:組織の常識と世間の常識が一致していること 1つ:ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価されること この当たり前のことができない原因は,自分のためだけに仕事をしているからだ。仕事は客のためにするもんだ。これからお前はいろんな相手と戦うことになるだろう。だがな,最初の敵はいつも自分自身だ,勝敗は時の運だが,決して自分の構えを崩すな このたび『,感染症プラチナマニュアル』の関連書籍として,感染症コンサルトの極意を症例ベースで解説した書籍を書きました。 冒頭は半沢直樹の有名になったセリフです。残念ながら,半沢ワールドをそのまま持ち出して戦ってしまうと,しっぺ返しを喰らうのがリアルワールドです。 私も今でこそ,たいへんに恵まれた環境にいるものの,かつて所属したある病院ではHIV患者の透析を中止させられたことで戦い,敗れました。しかしまったく後悔はしていませんし,たぶん,同じ状況になれば,また同じように戦ってしまうかもしれません。 決して自分の構えを崩すな。 そう,患者さんの感染症プロブレムが良い方向に解決するよう実践している私の構えを本書では提示しました。 確かに,勝敗は時の運です。敗れたら去ればいい。その組織が世間の常識と乖離していて,誠実に働いた者が評価されないなら,どうせ腐った組織です。 型を崩さず,努力すれば,きっとあなたに合った導きに巡り合うでしょう。その場所があなたが輝ける組織です。 岡秀昭
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