2021年9月24日時点で、日本におけるワクチン接種後の死亡者数は1233人。40代未満の若い世代で、基礎疾患のない人でも「心筋炎」「心膜炎」を発症し死に至るケースが複数報告されている。 しかしながら、10月1日に厚生労働省が副反応を検討する専門家の合同部会に上げたリポートによると、9月12日までにファイザー社製ワクチンを打ったあとに死亡した1157件のうち、「ワクチンと死亡との因果関係が否定できない」と判断されたケースは0件(モデルナ社製も35の死亡例中0件)。「因果関係は認められない」、もしくは「評価できない」との回答が合わせて1157例となっている(モデルナ社製も35例のすべて)。 ちなみに、2018年に季節性インフルエンザのワクチンを接種した人の数は5251万1510人。そのうち、医療機関からの死亡報告はわずか3件だ。 この数字の違いは何を意味しているのだろうか? しばらくは注視していく必要があるだろう。 一方、海外に目を向けると、この夏、イスラエルをはじめ、シンガポールやカナダなど「ワクチン先進国」と呼ばれる国で再び感染爆発が起きた。2回接種を終えているのに新たに感染してしまう「ブレイクスルー感染」がその中心だったため、ADE(感染増強抗体)によって、ワクチンを接種した人のほうがむしろ感染しやすくなっているのではないか? といった見方も出てきている。 これまで日本政府が行ってきたワクチン政策は、「安心・安全」を繰り返すばかりで、リスクの面についての説明はほとんどなされてこなかった。 そもそも、今回のコロナワクチンは、スピード重視で開発・承認された経緯がある。そのため、ファイー社製のワクチンは2023年5月ま、モルナ社製は2022年10月まで「治験中」であり、今なお自然免疫系への長期的な影響などは見極められていない。つまり、現時点でいかなる専門家も「安心・安全」と言い切ることなどできないのだ。 それにもかかわらず、今、ワクチンを語ることそのものが“タブー"とされてしまった……。 間もなく3回目のワクチン接種が始まろうとしている。だが、3回目を接種してもブレイクスルー感染は起きるだろう。そうなれば、4回目、5回目と、この壮大な「人体実験」を繰り返すことになりかねない。 果たして、それがどんな結果をもたらすことになるのか? シリーズ累計17万部を突破するなど、コロナ禍のなか大きな反響を呼んだ『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』シリーズ。第4弾となる今回は、コロナワクチンの実相と、ワクチンがもたらした日本社会の「分断」について深く掘り下げている。 『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』(1998年・幻冬舎刊)や『ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論』(2009年・小学館刊)など、これまで数多くの論考を発表し、その度に激しい論争を巻き起こしてきた漫画家・小林よしのりが描く渾身の問題作だ。
人気のある作家
メディカ出版 (137) 医学書院 (72) 医療情報科学研究所 (48) 医歯薬出版 (39) 坂井 建雄 (24) (19) 画像診断実行編集委員会 (19) 『精神科看護』編集委員会 (18) 高久 史麿 (18) のまり (17) 日本医療企画 (16) 医学通信社 (16) American Heart Association(AHA:アメリカ心臓協会) (12) 岡 秀昭 (12) DES歯学教育スクール (11) 森田 達也 (11) 福井次矢 (10) 谷口 総志 (10) 「腎と透析」編集委員会 (9) 「消化器内視鏡」編集委員会 (9)最適なファイルサイズ
1008 KB 101221 KB 1048 KB 1113 KB 11277 KB 11671 KB 122309 KB 12516 KB 126245 KB 127544 KB 13205 KB 134327 KB 1368 KB 14321 KB 14954 KB 16048 KB 1659 KB 17086 KB 1863 KB 20017 KB