こころの処方箋 (新潮文庫) ダウンロード

Isbn 10: 4101252246

Isbn 13: 978-4101252247

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本の説明

うそは常備薬、真実は劇薬。 疲弊したこころに真の勇気を起こし、秘策を生み出す55章。必携のロングセラー。 「耐える」だけが精神力ではない。心の支えは、時にたましいの重荷になる。 ――あなたが世の理不尽に拳を振りあげたくなったとき、 人間関係のしがらみに泣きたくなったとき、 本書に綴られた55章が、真剣に悩むこころの声の微かな震えを聴き取り、 トラブルに立ち向かう秘策を与えてくれるだろう。 この、臨床心理学者による短い一章一章に込められた偉大な「常識」の力が、 かならず助けになってくれるだろう。 本文より 現在は「常識」が、あまり知られていない時代なのではないか。だから、とうとう常識までも本にして売る時代になったのであると。これは、現在のわが国の教育(広い意味で)で、常識を教えることが急激に少なくなったためではなかろうか。大体、常識というものは家庭や地域内で、人から人へと伝わるものである。その機会があまりにも減少し、また、常識を伝える人たちの常識に対する自信の喪失ということもあって、子どもたちは常識を身につける機会を失ってしまったのだ。(「あとがき」) 目次 1 人の心などわかるはずがない2 ふたつよいことさてないものよ3 100%正しい忠告はまず役に立たない4 絵に描いた餅は餅より高価なことがある5 「理解ある親」をもつ子はたまらない6 言いはじめたのなら話合いを続けよう7 日本人としての自覚が国際性を高める8 心のなかの自然破壊を防ごう9 灯台に近づきすぎると難破する10 イライラは見とおしのなさを示す11 己を殺して他人を殺す12 100点以外はダメなときがある13 マジメも休み休み言え14 やりたいことは、まずやってみる15 一番生じやすいのは一八〇度の変化である16 心のなかの勝負は51対49のことが多い17 うそからまことが出てくる18 説教の効果はその長さと反比例する19 男女は協力し合えても理解し合うことは難しい20 人間理解は命がけの仕事である21 ものごとは努力によって解決しない22 自立は依存によって裏づけられている23 心の新鉱脈を掘り当てよう24 健康病が心身をむしばむ25 善は微に入り細にわたって行なわねばならない26 「耐える」だけが精神力ではない27 灯を消す方がよく見えることがある28 文句を言っているうちが華である29 生まれ変わるためには死なねばならない30 同じ「運命」でも演奏次第で値段が違う31 ソウル・メーキングもやってみませんか32 うそは常備薬 真実は劇薬 33 逃げるときはもの惜しみしない34 どっぷりつかったものがほんとうに離れられる35 強い者だけが感謝することができる36 勇気にもハードとソフトがある37 一人でも二人、二人でも一人で生きるつもり38 心の支えがたましいの重荷になる39 「昔はよかった」とは進歩についてゆけぬ人の言葉である40 道草によってこそ「道」の味がわかる41 危機の際には生地が出てくる42 日本的民主主義は創造の芽をつみやすい43 家族関係の仕事は大事業である44 物が豊かになると子育てが難しくなる45 権力を棄てることによって内的権威が磨かれる46 権力の座は孤独を要求する47 二つの目で見ると奥行きがわかる48 羨ましかったら何かやってみる49 心配も苦しみも楽しみのうち50 のぼせが終るところに関係がはじまる51 裏切りによってしか距離がとれないときがある52 精神的なものが精神を覆い隠す53 「知る」ことによって二次災害を避ける54 「幸福」になるためには断念が必要である55 すべての人が創造性を持っている あとがき 三つの言葉 谷川俊太郎 河合隼雄(1928-2007) 兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。日本におけるユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。

著者 :河合 隼雄
Isbn 10 :4101252246
Isbn 13 :978-4101252247
によって公開 :1998/5/28
出版社 こころの処方箋 (新潮文庫):新潮社