脳卒中医療の進歩はとどまるところを知らず, 理学療法の理論や技術に関しても日々発展を遂げている。このような状況を踏まえ, 今回約3年ぶりの改訂を行った。本書では新たに「ロボットを用いた理学療法」, 「ニューロリハビリテーション」の項目を追加。これらの新規項目においても, “エビデンスに基づく治療理論を, 技術として臨床に導入する"という初版からのコンセプトを踏襲した。また, 退院後の生活に大きくかかわる「歩行訓練・ADL訓練のすすめ方」を新設した。さらに, 既存の項目についてもアップデートを行い, 今日の臨床現場に即した内容を盛り込んだ。脳卒中リハビリテーションの実践において根幹となる「理論と技術」を集約した本書をぜひとも参考にしてほしい。【目次】I 解剖生理学の知識 大脳の構造と機能 脳のシステム 脳の血管II 脳卒中の病態と治療 脳卒中の原因と病態 脳卒中の内科的治療 脳卒中に対する外科治療 脳卒中の反復性経頭蓋磁気刺激治療 rTMS とボツリヌス治療 急性期から開始する脳卒中リハビリテーションの理論とリスク管理III 評価の知識 ADLと総合評価 運動機能検査 高次脳機能検査 動作(歩行)分析 画像からみた脳の障害と可能性IV 理論と理学療法 脳卒中の早期運動療法 装具療法 ロボットを用いた理学療法 脳卒中患者の痛みと理学療法 回復期の運動療法 歩行練習のすすめ方 脳の可塑性と運動療法 CI療法 バイオフィードバック療法 姿勢定位と空間認知の障害と理学療法 小脳系の理学療法 脳卒中後痙縮のボツリヌス治療と理学療法 ニューロリハビリテーション 嚥下障害
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