コロナ禍によって、わたしたちの生活の地盤は大きく揺らいだ。西洋中世史を専門とする著者は、比較文化論的に現代文明のトータルな危機をクローズアップし、近未来の社会のあり方を問う。本書は、これまでの/これからの社会を基礎から知るための、もっともわかりやすい本だ。 【目次 抄】 はじめに 第1章 コロナが暴く文明の急所 第2章 感染症と世界史 第3章 コロナ禍と近未来の社会 終章 日はまた昇る あとがき
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