■内容紹介 米国で長い歴史をもつリンパ浮腫診療の集大成といえる実践書。難渋する症例への数々の工夫を臨床経験豊富な執筆陣が丁寧に解説する。 前半ではリンパ浮腫の病態や疫学、診断や評価方法、浮腫をきたす様々な疾患、治療について詳細な医療イラストとともに紹介。解剖学・生理学・病理学の各側面から病像を概観する。後半では実際の診療で遭遇するリンパ浮腫患者における、身体の部位ごとに実施できる治療や患者へのアドバイス、患者自身が行うケアについて学ぶ。多数の臨床画像でテクニックが具体的にイメージしやすく、オールカラーで分かりやすい。クリニックの開設や運営のノウハウについても言及した実用的な構成。 個人差が大きく、また長年の管理が必要なリンパ浮腫において、患者ひとりひとりに応じたよりよい診療の実施に役立つ。リンパ浮腫セラピストだけでなく、患者自身やリンパ浮腫に関わるすべてのひとに実践的な手助けとなる一冊。 ■本書まえがきより抜粋 本書は、第一線のCDT 認定コースのためのガイドとして、新たに養成されるリンパ浮腫専門家のためのテキストとして使えるよう構成されている。従って、本書には、現役の療法士には特に関心の高い新しい項目、前版までに掲載された項目の更新、体肢の浮腫やまれに見られるその他の腫脹を有する患者および麻痺患者におけるCDTの施行の実践ガイドが含まれている。いくつかの項目に、「方法」という見出しで技術的なガイドラインを盛り込んだ。 現役のリンパ浮腫専門家であればきっと本書に興味を持ち、本書が他書よりも正確かつエビデンスに基づき、だが難しくはなく、科学的に濃密すぎないということに気づかれることだろう。本書は、教室から臨床現場への架け橋となり、実践において引き続き参考としていけるものである。 ジェーン・M・アーマー, PhD, RN, FAAN Jane M. Armer, PhD, RN, FAAN ■主な特徴として ◎米国のリンパ研究第一人者であるスティーブ・ノートンをはじめ、第一線で活躍する国際色豊かな18名の専門家による執筆 ◎徒手リンパドレナージ、圧迫療法、鬱血除去エクササイズおよびスキンケアを効果的に組み合わせた、複合的理学療法(CDT:Complete Decongestive Therapy)をステップごとに図示 ◎遺伝学と画像検査、外科的および薬剤選択肢、創傷および肢の麻痺に対する圧迫療法、病的肥満の管理、体幹部および外性器のリンパ浮腫、癌のリハビリテーション等、重要度の高い新たな項目を追加 ◎上肢および下肢のバンデージおよびテーピングのテクニック、圧迫用衣類の選択と手入れ、合併症の管理、リスクの軽減、エクササイズの役割などについて幅広く紹介 ◎400枚もの写真、解剖図、挿絵をオールカラーで掲載 ◎患者に向けたエクササイズの薦めとセルフケアに関する注意
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