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本の説明

幽霊は人が死んで成仏できなかったもの。それは百歩譲って理解したとして、妖怪なんてこの現代社会にいるわけがない。そう思われるだろう。 だが一方で、そんな現代の妖怪遭遇談が、私の元には集まってきている。そんな妖怪譚をまとめ、お聞かせすることにしたい。 同時に、古文献や伝承に現れた妖怪たちと比較、関連付けながら、わが日本に今も棲みつく妖怪たちを紹介しようと試みるものである。 内容紹介 『市朗妖怪百科 第一集 ~現代に妖怪現わる 怪談実話の中の妖怪たち』 日本では古来より言い伝えられる狐狸妖怪たちの噂。その妖怪たちが現代のこの日本にも現れ、目撃されているとしたら信じられるだろうか? 実話系怪談として語られる数々の怪異談のなかには、しばしば古来より伝えられる妖怪現象と思しき体験談も語られるのだ。 今回は、語り手中山市朗自らが体験した不可思議な妖怪譚を含め、そもそも妖怪とは何なのかを考察する。 これを聞けば、あなたは知らず知らずのうちに妖怪に遭遇していたことに気がつくだろう…。 「茶袋」(10分) 「ふらり火」(2分) 「オシロイババ」(5分) 「真っ白立ち」(4分) 解説「この現代にも妖怪はいる」(8分) 「そもそも妖怪とは何だ」(30分) 「大入道~たかたか坊主」(16分) 「生首」(31分) 「本堂の灯(あかり)」(9分)

著者 市朗妖怪百科 第一集 ~現代に妖怪現わる 怪談実話の中の妖怪たち:中山 市朗 パンローリング株式会社