◎その日まで、いつもニコニコ、従わず 人生は考え方次第、それは死を迎えるにあたっても同じ。 「まあ、これでいいか」と思えれば、万事解決。それが上機嫌な生き方。 部長、取締役、社長、会長と出世してきた島耕作も、相談役に退いた。 日本のサラリーマンの象徴も、今や70代。 まだ先は長いとはいえ「死」が頭をよぎるのも、また現実。 さて、いかにして人生をまっとうするか。 肩書き抜きに「死ぬまで上機嫌」がいちばんいい。 ◎人は人、自分は自分でいいじゃない。 戦後すぐの第一次ベビーブーム(1947~1949年)に生まれた著者と同年代の「団塊の世代」が、いよいよ70代に突入。 2025年になれば全員が後期高齢者(75歳)の年齢に達します。 著者は『黄昏流星群』という作品で、中高年の恋愛を中心とする人間模様を描きましたが、 そろそろ「黄昏」の季節も過ぎ、本格的にゴールを意識する時間帯に入ったという感じでしょうか。 「ゴール」とは、いうまでもなく旅立ち、「死」にほかなりません。 誰もが逃れようのない死という終着点に向かって、日々待ったなしで歩みを続けている。 そのことは理屈の上でわかっていても、40代や50代の頃は、まだ死をどこか他人事ととらえているような節があります。 ところが60代を迎えた頃、闘病生活を送っていた友人や知人の訃報を耳にする機会が増えるにつれ、 死がだんだん身近なものに感じられるようになってきます。 「他人事じゃない、明日は我が身だ」 そう自分に言い聞かせる一方、具体的な準備はというと、なおざりにしがち。 「残された時間で自分に何ができるか」 「誰とどのように暮らすのが本当の幸せなのか」 「どこでどういう状態で最期を迎えるのか」 そういった問題に向き合い、一つひとつ納得できる答えを見つけていく時期。 2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を経験するなど、「いつ死んでもおかしくない」という状況を目の当たりにしています。 ただ、いつ死ぬかわからないからといって、怯えてばかりいても仕方がないのです。 自分にとって理想の死に方を考えることは大事ですが、思ったとおりにならないのも、また人生でしょう。 望んでいたのとは違う事態に直面することも、きっとあるはず。 どんな状況を目の当たりにしても「まあ、これでいい」「こういうこともあるだろう」と鷹揚に受け入れられる自分でいたい。 そして、死ぬまで上機嫌でいたい。 「そのとき」が来るまで、読者のみなさんが存分に人生を全うされるヒントを本書で語っています。 ◎どんなことに直面しても現実をありのままに受け入れる ――それがストレスをためない上機嫌な生き方
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