人々の語る「物語」がいかに経済に影響を与え、経済を動かすかを分析した画期的な本。世界を変えるニューテクノロジーに取り残されるわけにはいかない(ビットコイン)ニューテクノロジーは雇用を破壊する(AI)チューリップが売れるには合理的な理由がある(金融ウバブル)銀行は大きすぎて潰せない(金融規制)住宅価格は決して下がらない(不動産バブル)本当か嘘かわからないけれど、ある物語は根拠なき熱狂となって人々の信念を変え、人々の行動を変えて、マクロ経済を大きく動かしてきた。どうしてある物語だけが繰り返されて、神話となるのか?どういうメカニズムで、神話化していくのか?過去に、どのような神話が語られてきたのか?脳科学的に、人々はなぜそうした神話を創り出したがるのか?アニマルスピリット、それでも金融は素晴らしい、不道徳な見えざる手、と、現実経済を理解する上で深い洞察を示してきたノーベル賞経済学者が、新しい経済学の方向を示す。物語、という視点から現実経済を捉えなおす試みで、学者だけでなく、マーケット関係者や経済学の入門者まで、幅広く読者を獲得する可能性のある本。
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