あとがき 二〇〇七年五月からほぼ毎日書いています「伊勢白山道」ブログの記事は、二〇一七年三月末現在で約三千五百となり、今も増え続けています。 それらをすべて読んで内容を理解するには、非常に時間がかかります(もちろん時間をかけてすべてを読んで頂けますと最善です)。 ブログ記事三か月分ずつをまとめて一冊の本とする、編年体の全集『万象』シリーズは、現在『森羅万象 第1巻~第10巻』(経済界刊)、『宇宙万象 第1巻』(電波社刊)に、 ようやく二〇一〇年一月までの記事が収録されたところです。 このため「伊勢白山道」を系統立ててまとめて知りたいという方のために、膨大なブログ記事と読者のいろいろな質問への返答を網羅(もうら)して編集した 『伊勢白山道問答集』を出版するに至りました。 千二百ページにもなる全三巻の中に、この十年間の内容がバランス良く、またマニアックに編集されています。理解しやすいように新たにイラストも加え、 さらには今までブログに書かれていない内容も明かしております。 特にこの第3巻『正しい神さまとの向き合い方編』は、その集大成として、かなり分厚い本となりました。 今回の加筆・編集で成された内容には、今はまだ理解されない歴史的な内容も多々含まれています。これから時代が進むにつれて、何が新たな報道と符合していくのか? という視点も楽しんで頂ければ幸いです。 この『伊勢白山道問答集』を読んで頂ければ、「伊勢白山道」の全貌がご理解頂けるでしょう。本を買われる方に、買った価値があったと喜んで頂けることと自負しております。 これも読者の皆さまと、編集代表ノリコさんを始めとする出版に関わる方々の御蔭であると、本当に感謝の気持ちで一杯です。 私自身、今回の執筆は、この十年間を振り返る良い機会でした。十年の間に数十冊もの本を出させて頂きました。しかし今の私の実感としては、 まだ始まったばかり、まだ一日目だ、という新入社員になった頃のような青いままの気持ちでいます。 これを冷静に自己解釈しますと、私の内在神が「まだまだ納得していない」ことを感じました。これぐらいで満足されると「許さないわよ」とも感じます。 このようなことを感じまして、なぜかスッキリとした真っ白な心境でいるのが今の私です。 どうか皆さま、まだまだ私に付き合って頂きたいと思います。 これからも、よろしくお願いいたします。 平成二十九年 春の初めの香りの中で 伊勢白山道
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