これから古事記や旧約聖書に書かれているような世界が再現されていきます。神様が「神々の実在」を知らせ始めました。あとがきより今から約七年前に公開されたブログ記事を、二〇一七年に再構成し加筆をして本にいたしました。七年前の社会の空気を感じ取って書かれたものです。私の仕事のペース、出版のサイクル、出版社の都合、偶然という神意。諸事情を経て、ようやく二〇一七年の年末に本として初めて社会に出ることになりました。この七年間の熟成という期間に意味を感じます。七年前の日本では、ミサイルにより脅迫される時が来るとは、誰も思わなかったのではないでしょうか。想像はできたとしても「そこまで、するはずがない」と大半の日本人は思っていたと思います。今でも、日本が置かれている状況を見ようとしない、考えたくもない、という人のほうが多いかも知れません。来年の二〇一八年の年末の私たちは、いったい何を体験し、何を思っているのでしょうか? そして、さらに七年後の日本の姿は、どうなっているのでしょうか?でも、どんな時代が来ようとも、私たちがするべき大切なことが、今回の本にも一貫して流れています。それは、*自分自身を見つめること。*自分の心の中に神様を見ること。これが今の私たちに大切です。最新の物理学の量子力学においては、「そもそもが、この世界というものは観察者抜きには成立しない、存在しない」「観察者がいるから、存在が成立する世界」ということが、様々な実験データにより証明され始めました。精神世界で古くから言われているテーマも、「見る者がいるから、見られる者が存在する、生まれる」。 神様を見ようとする人には、神様は生まれる、神様は実在する。神様を求めない人には、神様は不在である。つまり私たちは、自分自身を見つめること、静観することで、「確かなる自分自身」がコノ世に確立するということが言えるわけです。自分自身に自信が持てるほどに、その人は自由に行動が可能になります。変わっていきます。どんな時代になりましても、自分に自信(自神)が持てる人は大丈夫です。たくましく、どんな中でも楽しく、生きて行けます。この本を通じまして、自分の心の中に神様を見ようとする人が増えることが、密(ひそ)かなる私の希望です。平成二十九年 師走に向けて 伊勢白山道
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