私は10年前鬱病を発症しました。クリニックを勧められましたが、面倒くさくて結局行かず、薬も使わず自力で改善しました。今でこそ治ったといえますが、当時は終わりの見えないトンネルにいるようなもので、毎日しんどかったです。体力を使っているわけでもないのに、すごく疲れました。頭の中でネガティブなことを考えすぎていたからだと思います。動いてないのに疲れてしまい、体力喪失していたのです…。ネガティブなことを考え過ぎると、たとえ体力を使っていなくてもエネルギーを消耗します。いっぱい寝ているのに昼間からウトウトして爆睡してしまうこともありましたし、昼間爆睡しても夜も10時間以上寝てしまうこともしばしばでした。個人差もあるでしょうが、私の場合は鬱病になって不眠になるのではなく、過眠になってしまったのです。寝てばかりで本当に時間がもったいなかったと思います。自然に爆睡してしまうほど、鬱っぽさで脳が疲弊していたのでしょう。鬱は珍しいことではありません。誰もが鬱になるリスクを持っているといえます。できれば一生のうちに鬱などかかりたくないですが、自分は大丈夫!と自信がある方でも鬱になることがあります。普段はポジティブでも、常にポジティブでいられる保証はどこにもありませんし、いつも明るい人が鬱になるケースは実際あります。鬱になりたくない、あるいは現在まさに鬱状態、鬱病という方もいると思います。本書では、鬱のメカニズムや原因について掘り下げていき、鬱の改善方法や予防法について解説していきます。鬱っぽくなることが多い方も、今すでに鬱病を患っている方も、ヒントになるかと思います。実体験を踏まえて解説していくので、共感してもらえる部分もあれば幸いです。
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