特集は「D51一次型概論」、いわゆる“D51ナメクジ"の特集です。D51登場の背景からメカニズム、晩年にいたるまでの変遷など、そのヒストリーを詳細に解説しています。西尾克三郎氏や臼井茂信氏撮影の写真なども必見。 第二特集は椎橋俊之氏による「鉄の馬と兵ども」。美祢線・宇部線の石灰石輸送に従事した厚狭機関区D51を乗務員目線からドキュメント。 そのほか、編集部取材による福知山機関区OBインタビュー検修編や個性派をみる後編、人気の連載「先達の轍」「C61形蒸気機関車 その軌跡と33両の横顔」などを掲載。復活蒸機の話題では博多乗り入れを行った58654号機のグラフや、東海汽缶の修繕を終えた大井川鉄道C11190の試運転までをルポしています。 【D51一次型概論】 名実ともに日本の蒸気機関車を代表する存在であった“デコイチ"。新機軸を取り入れて誕生したD51一次型、いわゆる“なめくじ"は、数あるD51のなかでもとりわけファンの注目を集めました。その誕生経緯や特徴点などを機関車研究の泰斗、髙木宏之氏に解説いただくとともに、数々の貴重な写真や図表によって“なめくじ"の素性をあらためて振り返ります。 【福知山機関区(後編)】 山陰本線京都口と豊岡、福知山線を受け持っていた福知山機関区。前号は〔乗務員編〕としてインタビューをお届けしましたが、今号は〔検修編〕を紹介。同区で苦労をしいられた具体的な機号を交えながら、OBに当時を振り返っていただきます。さらに「福知山機関区個性派をみる(後編)」では、同区で活躍したD51・C11をピックアップ、合わせてお楽しみください。 【鉄の馬と兵ども 厚狭機関区D51】 石灰石輸送のため、24時間体制でピストン輸送が行われていた美祢・宇部線。先頭に立つ厚狭機関区D51の加減弁を引いていたのは同じく厚狭機関区の乗務員でした。積車のホキを牽きながら下り込みを走る同線ならではの苦労、鉱石輸送全盛時の活気ある美祢線の様子、そして無煙化時のさよなら列車などを椎橋俊之氏が同区OBに取材します。
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