特別支援教育や福祉の領域で、作業療法はその対象や範囲を広げつつある。作業療法支援のもと子どもらが取り組む生活動作には、すべての機能を高める要素が含まれている。粗大運動、巧緻運動、認知・言語機能、実行機能などを高めつつ、自尊感情をも育てていくことができる。 本テキストでは、作業療法の知識と技術の一部を、発達が気になる子に関わるすべての職種(保育士、教諭、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士など)や当事者家族向けに、分かりやすく、すぐに実践できるようにまとめてみた。生活指導として食事や着替え、排泄動作を通じた身辺自立や上肢機能の発達の促し方と、読み書き支援について述べている。 特別な指導法ではなく、生活の中で無理なく取り組める内容で構成した。生活指導を通じて自尊感情の発達を促すことや、読み書きに関しても意味のある文字や文章を書くことを目的としており、子どもが成長して社会に出るときに役立つ基礎の力が促せる内容になっている。また、260余点のイラストは、理解を高めるのに大いに役立つ工夫がされている。
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