「あの日、ただ泣くことしかできなかった」24歳で乳がん発覚。日本テレビで報道記者・キャスターを続けながら、がん患者と支える人たちのための施設「マギーズ東京」を設立。がんになって10年の時を経て考える、生き方、社会、仕事、恋愛、結婚、夢について。「マギーズ東京」は、がんになった人やその家族・友人など、がんに影響を受けたすべてのひとがいつでも気軽に訪れ、ゆっくりお茶を飲んだり、治療や日々の生活などについて相談したりすることができる場所。1996年に英国で生まれた無料相談支援施設「マギーズキャンサーケアリングセンター(マギーズセンター)」の初めての日本版で、2016年に東京・豊洲にオープンしました。24歳の時に進行した乳がんが見つかり、闘病生活では何度も心が折れそうになり、「なんで自分だけが」と泣いてばかりいた著者。でも、がんにならなければ、その存在を知ることも、携わることもなかっただろう「マギーズセンター」。そして、がんになったからこその出会いや学びが、たくさんありました。それをまとめたものが本書です。◎小さな違和感も残さないほうがいい◎死を想うと、自分にとって大切なことが分かる◎医療の「情報」と「選択」は、命に影響する◎決断するときには「納得感」を優先する◎失ったものを憂うより、あるものを大切に◎世界がどう見えるかは、すべて自分の解釈次第◎どん底のときにもそばにいてくれる人は一生もの◎暗闇でしか見つけられないものもある◎頑張れないときには、時が経つのを待つだけでいい◎どんな経験も、価値に変えることができる◎出会いは、その準備ができたときにやってくる◎「最後かもしれない」と思うと世界が愛おしくなる◎自分の過去を引き受ける◎具体的に想像できる夢は、実現できる◎試練は、それを経験した人にご褒美をくれる◎遠回りしたほうが遠くまでいけることもある◎平らになった右胸の傷は、「プラマイプラス」◎すべての人のためになることはできないと割り切る◎自分の物語をどう完成したいか、意識する◎大きな「軸」を持って生きる闘病されている方だけでなく、人生のいろいろな場面で悩んでいる方を勇気づける言葉がいっぱい詰まった本です。
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