ダウンロード サクセスフル・エイジング しあわせな老いを迎える心理学 本

老いること=衰えることと考えていませんか? ひとは歳をとるほど「ダメになっていく」、若いときだけがキラキラしていて、あとは能力も知力も感性もただ衰え落ちていくだけ、と。 でもそれはNO! です。人生を重ねるほどに増す能力や魅力もいっぱい。 心理学では「サセスフル・エイジング(Successful Aging)」という視点、どうしたらサクセスフルな(幸福感にあふれた)エイジング(年齢の重ね方)ができるのかが、近年とても注目されてきています。 本書では、老いへのマイナスイメージを捨て、どうしたら歳を重ねることの喜びを味わえるのか、どういう考え方や行動をすればそうなれるのか、さらに、歳を重ねないと到達できない境地や知性がたくさんあるということを、生涯発達心理学の知見をふまえ、わかりやすく解説。臨床心理学者として多くのクライアントと向き合ってきた著者が、豊富なカウンセリングの経験をもとに、しあわせな歳の重ね方を実践的にお伝えします。 老年期なんてまだまだ遠い先のことと思っている30代のひとも、親世代の老いが心身に大きくのしかかってきている40代、50代、また、老いを実感しはじめた60代、70代のひとも、それぞれの年代で実践的に感じ、読んでいただけるように、おおむね30代から90代くらいまでにいくつかの区切りをつけながらまとめています。 たとえば、いま50代のあなたが「30代、40代の内容をいまさら知ってもしかたない」などと思わないでください。それはむしろ30代のときに積み残していた心の宿題に向き合うチャンス。人生の充実感をアップさせる機会ととらえてください。 「サクセスフル・エイジング」は、何歳であっても間に合います。この本を読んで、今日からでも意識や行動を見直していただければ、きっとサクセスフルな60代、70代、80代があなたを待っていることでしょう。 人生の後半にだって大輪の花を咲かせるために。 ◎区切りごとに内容の要点をまとめました ◎「サクセスフルに歳を重ねるため」のQ&Aページを設けました