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ジョン・デューイ　著岸本英夫　訳昭和二十六年六月三十日　第一刷発行発行所　春秋社目次訳者の序第一章　「宗教」と「宗教的なもの」との対立　二つの陣営　私の立場　宗教の定義について　歴史的現実の影響　宗教の普遍性に対する疑問　宗教と宗教的と　宗教的経験の濫用　神存在の経験的証明の錯覚　宗教の効果性　順応と単なる順応以上のもの　介入するものと後に続くもの　思惟と想像との役割　信仰の二形態　理想の意義　全体的見透し　再び成立宗教と宗教的なものについて第二章　信仰とその対象　成立宗教の難関　科学と宗教の葛藤　宗教と真理との関係　領域を分ける試み　特に神秘主義について　科学の特性　象徴と理想と　神の観念について　理想と実体との分離　超自然的なものを離れた人間の努力　理想実現の漸進性　理想的目的は空虚ではない　理想的目的の内容　理想と現実との融合　それを何とよぶか　自然をどう見るか　宗教に与えられる位置第三章　人間に於ける宗教的機能　伝統的宗教と個人　宗教の社会的位置の推移　科学の影響　世俗化の進展　成立宗教的な解釈　自然的な解釈　両者の対比　第三の段階　悲観論と制度風習の偶然性　超自然的な解釈との闘い　二頭の馬　二者択一　信仰の普遍性　社会を基盤とする　誰れでもの信仰