大人気キャラクター「アンパンマン」や国民的唱歌「てのひらを太陽に」の父、やなせたかしさん。幼少期は劣等感に悩み、戦争も経験し、作品がブレイクしたのは七十歳手前と、その人生は必ずしも順風満帆ではなかったといいます。しかし、どんなときにも希望を失わず前へ進んできた彼の言葉からは、生きることの素晴らしさやよろこびがビシビシと伝わってきます。本書ではそんなやなせさんの心がこもった、ユーモアあふれる深い言葉を精選。忘れかけていた大切なものが、きっと見えてくる一冊です。◇本書の内容例◇◎ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。◎一寸先は闇でも、その一寸先には光がある。◎人間は欠点のない人を好きにはなりませんよ。◎笑って楽しむ気持ちがあれば、いくつになっても心を若々しく保つことができる。◎今までやってきたことが、全部、役に立っているんだよ。無駄なことはひとつもない。文庫書き下ろし。
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