[商品について]―病は善なり―現代医療は、技術の発達によって様々な病気の治療が可能となった一方で、患者を治療し病人を庇護することによって人としての「力」を弱めさせている、という矛盾を抱えている。それは、現代医療が病気の治療に専念していること自体に大きな問題が潜んでいることを意味している。治療する者はただ病気を治すのではなく、患者を健康に導く治療技術を磨く必要があり、そのためには真摯な態度で「生命を観る」ことが不可欠となる。本書では、「病気の症状を取り去る」のではなく、病気によって現れる身体の異常を調整し、本来そこにある「歪みをリセット」する力を活用するという観点から、野口整体や鍼灸医学の成果と、新たな治療法として長年の研究によって開発した「NEO鍼法・NAM」を組み合わせた「生命の根幹から癒される真の医療」の真髄を解説する。[目次]序第1章 治療技術以前の問題技術と心生きる力、生きていく力を信じる自覚すれば治る働きが起こる病む意味バランス修復機能身体を整え、心を調え、生活を斉える治療ということ治療術第2章 身体の波身体の波四季と身体月の運行と身体特殊な時間治療顕幽の扉を開く治療―玄牝治療第3章 経穴ツボの科学的考察ツボはコンデンサー機能をもつツボを介した情報伝達経路腹にある土の作用腹にある第三の足貫通した一本の腸管腸と神経「大椎」についての考察一側、二側、三側第4章 三つの体液三つの体液動脈は左優位、静脈は右優位リンパは左右と上下の四分割リンパ系は進化する余白を残しているリンパと免疫脳脊髄液と重力第5章 内分泌・自律神経・免疫内分泌・神経・免疫内分泌副腎甲状腺背骨一側9・7・8操法性腺1・6水局第6章 骨盤を核とした女性専用医療審美医療男女は異質排卵日と月経女性専用医療としての骨盤調整美容鍼―顔の肌はエラだった?恥骨調整女性の更年期について第7章 心音セラピー心音母と子の繋がり―絆子供の「育つ」を育てる心音セラピー心音セラピーの症例妊娠中の母親の心音と生後13ヶ月に秘められた可能性オランダ飢饉出生コーホート研究心音セラピーによる胎生期治療の可能性心音バンク寝返りの新事実妊娠5か月の心音を使った一症例子供の病気について子育ての目標育児の注意点おわりに参考文献[出版社からのコメント]学問や科学は常に発展し続けるものですが、その中でときに根源的であるが故に置き去りにされているものがあるかもしれないということを、私たちは留意した方がよいのかも知れません。本書にも取り上げられているヒポクラテスの言葉は、自然に直観される根源的なものであり、今いちど私たちが取り戻さなければならないものであるように思います。病気や生命を理解するための一助として、本書を多くの方にご活用いただければ嬉しく思います。【著者プロフィール】三角 大慈(みすみ・たいじ)山口大学医学部卒。学生時代より生命不在の現代医学に矛盾を感じ、真の医療の樹立を目指す。1981年に「天然医学」主宰。30年の歳月をかけて音による癒し・NAM治療を確立、2007年に心音装置[mama heartone 932]を開発。現在、福岡にて「みかどクリニック」を開設。著書に『気の身体論』(現代書林)、(ビジネス社)『ACUPUNCTURE ENHANCED』(イギリスのミネルバ社より発行)、『天の岩戸開きで観えてくる21世紀のニューメディカル』(医学舎)、『母子の絆を強くする心音セラピー』(KKロングセラーズ)その他多数。
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