アトピー、うつ、潰瘍性大腸炎、慢性疲労症候群……治りにくい病気を根本的に治すための新しいアプローチ。病気や症状は突然現れるのではなく、それまでに自己治癒力を低下させるさまざまな原因が潜んでいる。だからこそ対症療法ではなく根本原因にまで遡って治療を行うことが重要。全人的な治癒を目指し「新しい医療」を実践する著者が、ふだん現場で実践している実際の検査方法や治療方針をまとめた。慢性疲労症候群、起立性調節障害、潰瘍性大腸炎、難治性のアトピー性皮膚炎、気管支喘息、食事アレルギー、うつ病の治療体験記も掲載。【推薦の言葉】(抜粋)実は、原因不明といわれる患者さんの多くが、ビタミン・ミネラルなどの基本的な栄養素が足りていないために病気が起きています。これらの足りない栄養素を手軽に摂取可能なサプリメントという形で処方するのが栄養外来です。サプリメントは薬と違い必要量の個人差が激しいため、実際の栄養外来では、体内のビタミン・ミネラル量を測定し、足りない栄養を足りない分だけ処方するのですが、理屈通りうまく行かない人も多くいます。なぜなら、栄養を摂っても「効果を邪魔する要因」に阻まれてしまい、うまく消化、吸収、利用できないからです。その要因とは例えば、本書にあるように「胃腸が悪くて栄養素を消化吸収利用できないこと」と「重金属がたまっているために、体内に入ったミネラルがその力を十分に発揮できないこと」です。重症の患者さんほど、栄養バランスの崩れに加えて、「栄養を消化、吸収、利用する力」が落ちています。私は15年前から栄養療法外来を行っていますが、単純な栄養外来から、効果が出ない理由をみつけ、その力を取り戻させてあげる根本治療外来にシフトすることで、治療成績はかなり向上しました。そこで、この治療法を広めるべく、定期的に勉強会を行っています。小西先生ほど、この治療に熱心な方はいないでしょう。この本には、小西先生と私が行っていることのエッセンスが詰まっています。しかも、ちょっと理屈っぽい難しい話が、絶妙な例を用いて非常にうまく説明されています。具合の悪い理由がわからず悩んでいる方はぜひ、小西先生と話し合い、検査を受けてみてください。今まで見えなかった本当の原因が見えてくると思います。また、具体的な方法を知りたい医師の方にもぜひお勧めさせていただきます。臨床分子栄養医学研究会 代表 宮澤賢史
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