当事者のやる気は、周囲のサポートで大きく変わる 長期にわたるリハビリは、当事者にとって大変つらいものです。ままならない身体にいら立ち、自暴自棄に陥ることも少なくありません。 「寝たきりか、よくて車椅子」と宣告された著者が2年のリハビリを経て歩行可能になった要因のひとつは、「家に戻りたい」「友人と海外旅行に行きたい」など「目標」を設定し、それに向かってリハビリを続けたことです。そして、心が折れがちな当事者の「治りたい」という気持ちを大きく変える周囲のサポートとは、ご家族・周囲の言葉です。 突然の大事故で大怪我を負った著者が、入院初期からリハビリ終了期まで各ステージでやってきたことと、障がいを持って社会に出て思うことを赤裸々につづった1冊。当事者の心情と、周囲が意識すべき行動・言葉掛けが理解できます。
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